ソウル中央地検公共刑事捜査部(部長キム・ドンジュ)は、2012年5月から2013年8月まで双龍(サンヨン)自動車解雇者たちの復職要求集会に7回参加し、警察の解散命令に応じず、道路を占拠したり警察官に暴行した容疑(集会・示威に関する法律違反など)でクォン・ヨングク(51)弁護士を在宅起訴したと、24日明らかにした。
クォン弁護士の容疑には、昨年4月ソウル中区(チュング)庁が大漢門(テハンムン)前の双龍車臨時焼香所を撤去し、警察がこの区域での集会を禁止すると、同年7~8月“集会の自由の保障”を要求する集会を3回開いたことも含まれている。検察は、当時警察官が集会を阻んだことに対し、クォン弁護士が「正当防衛を行使します。押しのけてください」と言った後、参加者らと共に警察官を押しのけ、負傷させた容疑を挙げている。
警察は昨年7月25日、クォン弁護士を現場から連行し拘束令状を申請したが棄却された。これらの集会のきっかけとなった警察の禁止通告は、ソウル行政裁判所で効力停止の申請が受け入れられた経緯があり、また昨年12月には禁止通告が不当であるという判決が出たりもした。クォン弁護士は「警察が秩序維持ラインを越えて入ってきて正当な集会を妨害したのに、起訴とは盗人猛々しい」と述べた。
イ・ギョンミ記者 kmlee@hani.co.kr