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韓-日 16日 ソウルで‘慰安婦問題局長級会議’

登録:2014-04-13 22:44 修正:2014-04-13 23:00
実質的解決方案が出てくる可能性は希薄
オバマ歴訪を控え‘形作り’
伊原純一 日本外務省アジア・オセアニア局長

 韓国と日本が来る16日、ソウルで日本軍慰安婦問題のみを扱う局長級協議を開くことにしたと外交部が13日明らかにした。 慰安婦問題のみに限定された韓-日協議チャンネルが作られたのは今回が初めてだが、成果を出す可能性は低く見える。

 今回の協議には韓国側からイ・サンドク外交部東北アジア局長が、日本側からは伊原純一 外務省アジア・オセアニア局長がそれぞれ参加する予定だ。 だが、韓-日が慰安婦問題の解決法を巡りするどく拮抗している状況で、局長級水準の協議で実質的な問題解決方案が出てくる可能性は殆どない。 従って、今回の韓-日局長級協議はバラク・オバマ アメリカ大統領の今月末の韓-日歴訪を控えてアメリカの要求により韓-日関係改善の形作りが目的という分析が多い。 また、外交部が「韓-日外交当局間実務級から局長級、次官級に至るまでの既存各級での協議を活性化していくことにした」と明らかにしたことから分かるように、今回の局長級協議を名分として韓-日関係の改善を模索する意と見える。 外交部は‘慰安婦局長級協議’を継続してゆく方針だと明らかにした。

イ・ヨンイン記者 yyi@hani.co.kr

https://www.hani.co.kr/arti/politics/diplomacy/632524.html 韓国語原文入力:2014/04/13 20:18
訳J.S(643字)

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