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ソン・キム駐韓米大使 「慰安婦問題、日本に解決薦めたい」

登録:2014-03-07 01:22 修正:2014-09-05 16:53
寛勲(クァンフン)クラブ招請討論会に出席
"性奴隷問題は重大な人権侵害"
ソン・キム駐韓米国大使が6日午前、ソウル太平路(テピョンノ)の韓国言論会館で開かれた寛勲(クァンフン)討論会に出席し基調演説をしている。 連合ニュース

 ソン・キム駐韓米国大使は6日、日本軍慰安婦被害者問題と関連して「韓国が感じている憂慮や苦痛を解決するよう日本に薦めたい」と話した。

 ソン・キム大使はソウル プレスセンターで開かれた寛勲クラブ討論会に参加して、慰安婦問題の早急な解決を促したユン・ビョンセ外交部長官による前日の国連人権理事会での演説内容に「同意する」として「慰安婦あるいは性奴隷問題は極めて重大な人権侵害」と明らかにした。

 ソン・キム大使は韓-日関係悪化と関連して 「米国の利益にも害になり、地域の平和と安定も害する」としながら改善を希望した。 彼は「私たちが韓国・日本の指導者たちと緊密に話すことによって両国関係が回復の方向に進むようにすることが重要だ」と話した。 日本の集団的自衛権行使については「韓国の憂慮はよく分かる」として「いかなる状況でも韓国に害を加えたり韓-米同盟を弱化させる方向へ進むことは許諾しない」と話した。

 ソン・キム大使は北韓-米国間の北韓核2者会談の開催と関連して「私たちは対話と外交的努力にオープンな立場を取ってきた」として、可能性を残しておいた。 彼は「北韓が本当に交渉に臨む準備ができていて、実質的な非核化努力をするならば(6者会談以外に)様々な他の接近が可能だろう」と話した。

 ソン・キム大使は1970年代に中央情報部所属駐日大使館公使であった亡父キム・ジェグォン氏の‘金大中拉致事件’関与説と関連して、金元大統領の夫人イ・ヒホ氏に会ったことがあるかとの質問に「会った」と答えた。 しかし彼は「当時政府機関で仕事をしていた方々の話を聞いたが、私の父親は関与していなかった」として疑惑を否認した。

パク・ビョンス先任記者 suh@hani.co.kr

https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/627194.html 韓国語原文入力:2014/03/06 23:03
訳J.S(967字)

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