学生1200人 総力闘争決議大会
教授たちも教権侵害などに対応決める
「教育部が不正財団の復帰を幇助」
野党議員、ソ・ナムス教育部長官を叱責
1990年代に“私学不正”で追放された江原道(カンウォンド)原州市(ウォンジュシ)の尚志(サンジ)大学旧財団のキム・ムンギ(82)氏一家が20余年ぶりに復帰するや、学生・教授など尚志大学構成員が強く反発している。学生たちは「不正財団の族閥世襲」を糾弾する集会を開き、教授たちも旧財団の学習権・教権の侵害に対応するという声明を出した。野党議員たちは、国会でソ・ナムス教育部長官を相手に、教育部が旧財団の復帰を幇助したと叱責した。
尚志大学総学生会は9日午後、キャンパス内の民主館前“解放の庭”で学生1200人余り(主催側推算)が参加した中で、「不正財団の世襲阻止と大学民主化を闘い取るための総力闘争決議大会」を開き、「キム・ムンギ不正財団の族閥世襲阻止に向けて闘う」などを決議した。学生たちは闘争決議文で「私学不正の前科者キム・ムンギ不正財団が李明博(イ・ミョンバク)政府になって復帰し、ついに朴槿恵(パク・クネ)政府になって族閥世襲に成功した」として「私立学校の管理・監督に責任のある教育部は、事態を黙認し、事実上同調している」と批判した。集会には、尚志大教授協議会と教職員労組、原州地域の市民団体代表などが参加した。
尚志大学教授協議会は8日夜に開いた教授総会で、旧財団の退出後に民主大学へと発展してきた価値が損なわれた状況を憂慮して声明を出し「何の説明もなく教員の補充計画の半分だけを許可するなど、理事会が独断的旧態を繰り返しながら教権・学習権を侵害するならば、座視はしない」と明らかにした。これに先立ち、キム・ムンギ氏の次男キム・ギルナム(46)氏が先月31日理事長に選出されるや、尚志大学教務処長など役付教授たちが辞任し、旧財団側は先週、主要役職人事を行ったという。
国会の教育文化体育観光委員会は同日、国会でソ・ナムス教育部長官等を呼び、旧財団が尚志大学を再掌握するまで教育部が微温的・消極的に対処したと叱責した。新政治民主連合のユ・ギホン、ユ・ウネ、キム・テニョン、パク・ホングン議員は「教育部が旧財団の理事たちによる長期に亘る理事会跛行事態に対しても監査等を行なわず、旧財団側理事が9人のうち6人に達する事態を幇助した」として、△役員(理事)の承認取り消し△私学紛争調停委員会の理事選任決定に対する再審請求などを要求した。
旧財団側は報道資料を出して「正当な手続きを踏んで理事長を選出した。近いうちに発展ロードマップを提示する」と明らかにした。
イ・スボム記者、原州/パク・スヒョク記者 kjlsb@hani.co.kr