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[韓国規制緩和] 「フードトラック規制緩和、有難いが余りに早すぎる」

登録:2014-04-02 22:35 修正:2014-09-05 15:14
‘徹底討論’放送に出てきたペ・ヨンギ社長
衛生基準など決めもせずにむやみに立法予告とは…
トラック乱立など弊害が現れれば再び規制を受けるか心配
ペ・ヨンギ(53)トゥリウォンFnF社長

"始動かけるやいなや時速100kmです。 規制解いていただいて有難いが、あまりに危険な速度じゃないでしょうか。"

 1日、仁川(インチョン)南東工団のトゥリウォンFnF工場で会ったペ・ヨンギ(53)社長は、フードトラックの規制緩和について意外な反応を見せた。 彼は先月20日に開かれた規制改革長官会議で、フードトラックの改造および営業合法化を主張した張本人だ。 その後、規制廃止は一瀉千里に進行され、会議の5日後にはフードトラック合法化への道が開かれた。 ‘先鋒を担いで’規制改革会議に参加し、9年間‘不法’のレッテルを甘受してフードトラックの製造にまい進してきたペ社長としては、誰よりも歓迎する措置だった筈だ。

 だが、ペ社長はむしろ‘速戦速決’で法令が変わることに対する不安を表明した。 「積載空間に対する基準は用意されたが、食品を扱う車両で冷蔵施設・給水設備の問題、衛生基準も明確に決まっていない段階で立法予告から出てきたことは順序が違います。」 彼は 「規制をなくしてしまおうということではない。製造業者と販売者の皆が受け入れられる新しい基準を作ろうということ」と話した。

 ペ社長は急に変わった法令の下で、生じるだろう多くの試行錯誤を修正する時間さえないと感じ憂慮した。 彼は 「規制緩和は弊害を防ぐ解決法さえ充分でない状態でスピードを上げている」として「この状況でフードトラック乱立などの弊害が現れれば‘それみろ、やっぱりフードトラックは規制するのが正しかった’となって、フードトラックが再びだめになるかと思えば恐い」と話した。 「最初の一歩をよく踏まなければなりません。市場から一度敬遠されれば二度と立ち上がれなくなります。 道理に従ってすべきだと思います。」キム・ヒョジン記者 july@hani.co.kr

https://www.hani.co.kr/arti/economy/economy_general/630995.html 韓国語原文入力:2014/04/02 22:00
訳J.S(995字)

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