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ユン外交長官 今日‘UN人権理事会’出席 ‘日本軍慰安婦解決要求’演説

登録:2014-03-04 20:58 修正:2014-03-04 21:56
‘日本 河野談話検証’対抗性 長官の直接出席発言は8年ぶり

 ユン・ビョンセ外交部長官が5日(現地時間)スイス ジュネーブで開かれる国連人権理事会に参加して日本軍慰安婦被害者問題を直接提起することにした。 外交部長官が国連人権理事会に直接参加して発言するのは2006年パン・ギムン前長官以来 8年ぶりだ。 外交部は4日、資料を出して "ユン長官がジュネーブで開かれる第25次国連人権理事会に4~6日間参加して、国際人権問題に対する我が国政府の立場と寄与意志を表明する計画" と明らかにした。 外交部はまた "ユン長官が5日、人権理事会高位級会議で基調演説を通じて人類普遍的人権イシューである日本軍慰安婦問題の解決を促し、国連北韓人権調査委員会(COI)の報告書などに対する評価と立場を明らかにする予定" と付け加えた。

 政府は当初、ユン長官の出席を検討して終盤にこれを撤回したが、再び参加する側に立場を変えたと言う。 このような決定は、最近日本が慰安婦動員の強制性を認めた‘河野談話’を検証すると明らかにするなど、日本の過去の歴史挑発が行き過ぎているという判断に従ったものと見られる。 この間政府は国連人権理事会に主に外交部次官や室長級の多者外交調整官を送ってきた。 外交部当局者は「今回の人権理事会で非常に重要な案件が扱われるという点で長官が参加することに意味があると判断した」とユン長官が直接参加することになった背景を説明した。

 ユン長官は基調演説を通じて、正しい歴史認識の重要性を強調しながら日本軍慰安婦問題の早急な解決と日本の法的責任認定と賠償を促すものと見られる。 外交部当局者は 「日本軍慰安婦問題は我々が大変重要な問題と考えている」として「朴槿恵(パク・クネ)大統領が3・1節記念演説でも言及したので、ユン長官もそれに合わせて大きく取り扱うだろう」と話した。

 これに先立って朴大統領は、3・1節記念演説で日本 安倍晋三総理の靖国神社参拝と‘河野談話’修正の動きなどに対して 「過去の歴史を否定すればするほど、うらぶれて窮地に追い込まれることになる」と批判した経緯がある。 ユン長官はまた、国連北韓人権調査委員会の最近の報告書を挙論して、北韓人権状況の改善のための国際社会の努力を強調する予定だ。 ユン長官は今回の人権理事会高位級会議に参加した後、ナビ・ピレイ国連人権最高代表とペーター・マウラー国際赤十字委員会(ICRC)総裁なども面談する計画だ。 今回の国連人権理事会にはパン・ギムン国連事務総長をはじめとして約50余ヶ国の外交長官が参加すると言う。

パク・ビョンス先任記者 suh@hani.co.kr

https://www.hani.co.kr/arti/politics/diplomacy/626834.html 韓国語原文入力:2014/03/04 20:29
訳J.S(1241字)

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