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ケリー 「韓-日関係、過去より現在が重要」

登録:2014-02-14 01:19 修正:2014-09-05 17:22
韓-米外交会談…認識差
"訓練、別のことを結びつけることは正しくない"
北‘離散家族対面連係’にも線を引く
ジョン・ケリー米国国務長官

 ジョン・ケリー米国国務長官が13日、韓国を訪問し韓-日過去事葛藤に対して 「過去より現在が重要だ」として、韓-日関係の改善を促した。 これに対し、ユン・ビョンセ外交部長官は「日本政治指導者の歴史退行的な言動が継続する限り、信頼構築が難しい」として反論した。 韓-日過去事葛藤を巡り韓-米間の認識差が明らかになった。

 ケリー長官はこの日夜、ソウルの外交部庁舎でユン長官と韓-米外交長官会談をした後に共同記者会見を行い 「我々は韓国・日本と自由市場経済、共通の価値を持っていて戦略的利害を共有している」として「堅固な3者協力を維持するために韓-日が歴史を克服し前進することが重要だ」と話した。 ケリー長官は続けて「北韓の核脅威に対抗するために2つの同盟国が互いに過去の問題を乗り越えられるよう支援する」と話した。

 これに対してユン長官は「新政府になって韓-日関係安定のために努力してきたが、残念ながら日本の一部の政治指導者の間に歴史退行主義、歴史修正主義的言動があった」として「日本の指導者が歴史を直視し信頼を得られる真正性ある措置を取らなければならない」と話した。 米国の要求に対して日本の過去事認定が先に必要だという立場を明確にしたのだ。

 ケリー長官はまた、南北離散家族対面と韓-米軍事訓練の延期を要求した北韓に対して 「韓-米軍事訓練は毎年同じ方式で行うことであり、取り消す理由がない」と線を引いた。ケリー長官はまた、6者会談再開問題と関連しても 「対話のための対話はしない。 北韓が意味ある行動を取らなければならない」と既存の立場を守った。 これに先立ってケリー長官は、朴槿恵(パク・クネ)大統領を表敬訪問して南北関係懸案および東北アジア情勢などに関して意見を交換した。

 一方、大統領府はこの日、バラク・オバマ大統領が来る4月のアジア歴訪の時に韓国を訪問すると発表した。 米国ホワイトハウスもオバマ大統領が4月に韓国と日本、マレーシア、フィリピンなどアジア4ヶ国を歴訪すると明らかにした。

パク・ビョンス先任記者、ソク・ジンファン記者 suh@hani.co.kr

https://www.hani.co.kr/arti/politics/diplomacy/624144.html 韓国語原文入力:2014/02/13 23:47
訳J.S(1079字)

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