朴槿恵(パク・クネ)大統領が15日午前、8泊9日の日程でインドとスイス国賓訪問のために出国する。 スイス国賓訪問は韓国大統領としては初めてで、朴大統領は世界経済フォーラム年次総会である‘ダボス フォーラム’にも参加する予定だ。
初めての訪問地であるインドで朴大統領は、マンモハン シン インド総理と首脳会談を開き、両国間の協力方案と地域・国際問題などを議論する。 チュ・チョルギ大統領府外交安保首席は「インドは情報技術(IT),宇宙など先端産業で世界的競争力を保有する国家であり、今回の訪問で基礎科学、情報通信、宇宙などの分野での協力増大了解覚書を締結するなど創造経済中心の協力を強化するだろう」と説明した。 朴大統領のインド訪問時、両国間海運協定と二重課税防止協定が締結され、2010年に発効された包括的経済パートナー協定(CEPA)格上げ問題なども議論される。
18日にスイスを訪問する朴大統領は、ディディエ・ビュルカルテ スイス大統領との首脳会談に続き、22日にはダボス フォーラム全体会議で演説者として出る。 朴大統領はフォーラムに来たグローバル企業最高経営者(CEO)に相次いで面会する一方、財界と大統領府が共に準備した‘韓国の夜’行事に参加して投資広報活動も行う計画だ。
一方、朴大統領は14日に行われた米国の報道専門チャンネルCNNとのインタビューで、最近葛藤が高まっている韓-日関係について 「日本の指導者は(日帝の植民支配に謝罪する意向を明らかにした)村山談話および河野談話を継承するということを明確にしなければならない」と明らかにした。 朴大統領のこのような発言は、去る6日の新年記者会見の時に明らかにした韓-日関係に対する基本的立場をより明確にしたものだ。 朴大統領は 「この間、韓-日関係がこのように一貫して発展できたのは日本の政治指導者が正しい歴史認識を見せたため」と付け加えた。 朴大統領は南北首脳会談の可能性を尋ねる質問には「実質的な南北関係の進展や平和増進のために必要ならば会わなければならないと考える」と答えた。
ソク・ジンファン記者 soulfat@hani.co.kr