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‘特検要求 焼身’イ・ナムジョン氏 告別式

登録:2014-01-05 21:38 修正:2014-01-06 07:16
遺族・市民など1500人余り出席
"朴槿恵(パク・クネ)退陣" 政府糾弾 相次ぐ
光州(クァンジュ)望月洞(マンウォルドン)の民主墓地に埋葬
4日夜、光州(クァンジュ)望月洞(マンウォルドン)民主墓地で開かれた故イ・ナムジョン氏の埋葬式で参席者たちが故人の霊を慰労している。 イ氏は国家情報院による大統領選挙介入事件に対する特別検事制の実施と朴槿恵(パク・クネ)大統領の退陣を要求して、自らからだに火を放ち亡くなった。 光州/キム・ポンギュ先任記者 bong9@hani.co.kr

 "朴槿恵(パク・クネ)政府が国家情報院大統領選挙介入を個人的逸脱として片付けたように、兄の死も個人的逸脱へと追い込むのだろうか。" 弟は嗚咽した。 国家情報院大統領選挙介入事件に対する特別検事制の実施と朴槿恵大統領の謝罪を要求して、自らからだに火を放ち亡くなったイ・ナムジョン(41)氏の告別式には弟のイ・サンヨン(37)氏をはじめとする遺族と市民ら1500人余りが参加した。

 4日午前、ソウル駅広場で開かれた民主市民葬の舞台には故人がソウル駅前の高架道路に掲げた‘特検実施、朴槿恵辞退’と書かれた横断幕が翻っていた。 告別式の途中、ある市民はイ氏が焼身したソウル駅前高架道路に‘国家情報院特検実施’と書かれた横断幕を掲げ、緊急出動した警察が撤去した。

 ソウル駅広場は朴槿恵政府糾弾の場になった。 パク・ソグゥン国家情報院時局会議代表は「官権・不正選挙責任者は自身の誤りを謝罪もせずに、依然として選挙不正の真相を隠し歪曲するために手段と方法を選ばずにいる。 朴槿恵政府が特検導入を通した真相究明要求を拒否し、捜査妨害を続けるならば国民皆が政権退陣運動に乗り出すことになるだろう」と話した。 シン・スンチョル全国民主労働組合総連盟(民主労総)委員長も「朴槿恵政府が執権してわずか1年で維新時期そのままに戻ってしまった。 異常な権力に対抗して共に戦い抜くことこそが故人を賛える道」と強調した。

 市民はイ氏の遺影の前で涙をのんだ。 会社員イ・ジヘ(32)氏は「最近、鉄道ストライキと‘お元気ですか’に続き、焼身まで起きたことを見れば、私たちの社会が非正常的時期に戻っているようだ。 ‘無疎通政府’は市民の声を聞かなければならない」と話した。 会社員ソ・某(43)氏は「国民主権を体で叫んで散華した方を慰めるために告別式場を訪ねた」と話した。 故イ・ナムジョン氏はこの日午後、光州望月洞の民主墓地に安置された。 キム・ギョンウク記者 dash@hani.co.kr

https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/618449.html 韓国語原文入力:2014/01/05 21:15
訳J.S(1192字)

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