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ユン・ソギョル 「国家情報院ツイッター文を見て捜査チーム検事たちは怒った」

登録:2013-10-22 10:21 修正:2014-09-05 21:03
[法司委ソウル高等検察庁国政監査現場]
ユン・ソギョル前捜査チーム長
"検事の様子を見れば捜査してみようと言わざるを得ないのに
チョ地検長は報告を受けなかったかのように言論プレイ"
ユン・ソギョル驪州(ヨジュ)支庁長が21日午後、ソウル瑞草洞(ソチョドン)のソウル高等検察庁で開かれた国会法制司法委員会国政監査で委員の質問に答えた後、チョ・ヨンゴン ソウル中央地検長の後を通り自分の席に向かっている。 キム・テヒョン記者 xogud555@hani.co.kr

チョ・ヨンゴン ソウル地検長
"この捜査は重要で手続きを疎かにしてはいけないと話したのに
このように抗命という形になるとは想像もしなかった"

 "(後輩検事の)報告とは通知をするためにするものではない。私は捜査チームに多くの力を与えたし協議過程で十分に意見を聞くほうだ。 今回のことも(捜査チームが)意欲が先立って捜査をしていると私は考えた。 (ユン・ソギョル前チーム長が)このように抗命という形になるとは想像もしなかった。" (チョ・ヨンゴン ソウル中央地剣匠)

 "これは抗命ではない。 捜査チームがあたかも不法に捜査したかのようにイ・ジンハン(ソウル中央地検)2次長がブリーフィングした。 (国家情報院職員逮捕と公訴状変更申請などを)一つも報告していなかったように誤って報道され、真実を明らかにしなければならないと考えた。 捜査チームは法を犯したことはない。 抗命ではない。" (ユン・ソギョル前ソウル中央地検特別捜査チーム長)

 21日ソウル高等検察庁・中央地検などに対する国会法制司法委員会の国政監査は、国家情報院による大統領選挙世論操作および政治介入事件を捜査してきたユン・ソギョル(53・驪州(ヨジュ)支庁長)前ソウル中央地検特別捜査チーム長の‘爆弾’発言で始終一貫みなぎる緊張感の中で進行された。 ‘捜査外圧があったか’等を巡り、ユン前チーム長とチョ・ヨンゴン(55)ソウル中央地検長が互いに反論する形で攻防戦が展開された。

 砲門はユン前チーム長が先に開いた。 彼は「このようになった以上、事実をありのままに話す」として、チョ地検長に報告した経緯と国家情報院捜査時の外圧情況などについえ詳細に説明した。 ユン前チーム長は「チョ地検長に報告したところ、波及効果に耐え難いとする様を見て、地検長に迷惑をかけそうなので全てを自分が抱いて行わなければならないと考えた。 人事上の非難は全て甘受して決行したのだ。 しかし手続きに違反した部分はない」と話した。

 チョ地検長は「ユン前チーム長が自分を心配してくれたことは事実だ。 国家情報院に秘密が漏れれば困ったことになるかと考え、この捜査は重要なので手続きを疎かにしてはいけないと話した」と明らかにした。 ユン前チーム長は「強制捜査に着手しなければならないと報告したが、チョ地検長が捜査するなと不当に指示した」と話したが、チョ地検長は「捜査するなという指示はしていない」と反論した。

 ユン前チーム長は強制捜査の必要性と関連して「不利益を被ることがあろうとも、国家情報院事件の捜査はどんな方法であれ一定の段階までは進めざるを得ないと考えた。 捜査というものは、初期に事態を掌握しなければならない。 その程度まではヒョウが狩猟をするように捜査しなければならない」と話した。

 ユン前チーム長はチョ地検長が事前報告を受けておきながら、言論に「正式報告を受けていない」として、手続き上の問題があるという形で言論プレイをしたことに対して強い不満を表した。 ユン前チーム長は「捜査チーム検事たちはツィッターの文を見て激しく怒った。 どうすれば民主主義国家でこういう事が起きるのか。 検事本来の姿勢なら、こういう報告を受けた時、捜査をしてみようと言うはずなのにチョ地検長は報告すら受けなかったかのように言論プレイをして…捜査に責任を負うべき方がなぜそうしたのか分からない。 これは公訴状変更申請を撤回するための段階ではないかと思う」と直撃弾を飛ばした。

 シン・ギョンミン民主党議員は「チョ地検長が靴を逆さに履いたという噂が広がっている」と話した。 チョ地検長が国家情報院事件に対してチェ・ドンウク前検察総長時期とは違う態度を見せているという指摘だ。

 国家情報院事件の捜査責任者が誰かを巡っても、微妙な神経戦が展開された。 「イ・ジンハン ソウル中央地検2次長は報告ラインではないか」というパク・ポムゲ民主党議員の質問にイ次長は「公報ラインと捜査総括責任者」と答えた。 しかしユン前チーム長は「私はそうは思わない」と言い切った。 これに先立ってウォン・セフン前院長に対して公職選挙法違反容疑を適用する問題と関連して、ユン前チーム長とイ次長は意見が対立し摩擦を起きたし、以後ユン前チーム長が実質的に捜査・裁判の総括責任を受け持ってきた。

 チョン・カビュン セヌリ党議員が「検察は市井の輩よりダメな組織だ。 ユン前チーム長の抗命であり下剋上だ」として激しい表現を使い、チョ地検長は国家監査場で後輩検事と攻防を行ったことについて自らを叱責するように涙を流しもした。

 ユン前チーム長は「国家情報院事件を捜査しながら司法府の全面的な支援を受けた。 こういう重要な捜査をしながら押収捜索令状などが全て発給されたことは初めてだ。 裁判所に感謝する」と所感を明らかにした。

キム・ジョンピル記者 fermata@hani.co.kr

https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/607980.html 韓国語原文入力:2013/10/22 09:23
訳J.S(2409字)

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