過去事を巡って葛藤を経ている韓国と日本の空軍が、米国・オーストラリアの空軍と共に連合空中訓練を行った。 統合進歩党は「日本の再武装を後押しする行為」だとして中断を要求した。
22日空軍によれば、去る12日に米国アラスカで行なわれた‘レッドフラッグ アラスカ’訓練で韓国空軍のF-15K戦闘機4機が日本のC-130輸送機2機が含まれた連合編隊で一緒に空中訓練を行なった。 この訓練では韓国・日本・米国・オーストラリアの空軍機30機余りが連合編隊を形成し10機余りの仮想敵軍と交戦する演習を行なった。 この軍用機は互いを援護しながら仮想武装を投下し哨戒飛行をした。 この訓練には戦闘機と空中給油機、電子戦機、輸送機、空中早期警戒機などが参加した。
これについて統合進歩党は声明を出して「日本は最近‘集団的自衛権’行使を推進しながら、海外派兵と軍事活動の拡大を図っている。 今回の訓練は過去を反省しない日本の軍国主義再武装を後押しする行為であり、韓-米-日 軍事同盟を本格化する行為」と批判した。 これに対し空軍は 「今回の訓練は4ヶ国30機余りで構成された連合編隊の中に日本の輸送機2機が含まれたに過ぎない。 過去にもこの訓練で韓-日の空軍機が共に訓練したことがある」と明らかにした。 また、空軍は「今回の訓練は米国が主導した訓練に友邦国の空軍機が参加したことであって、韓-日空軍が連合訓練をしたわけではない」と説明した。
米国、太平洋軍司令部が主管する空軍連合訓練である‘レッドフラッグ アラスカ’は去る9日から2週間の日程で米国アラスカのアイルソン空軍基地近隣で行なわれている。
キム・キュウォン記者 che@hani.co.kr