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"金剛山(クムガンサン)観光実務会談 来月25日 別途開こう" 政府、北に修正提案

登録:2013-08-21 01:23 修正:2013-08-21 09:57
23日に予定された離散家族対面接触と分離 確認
はるかに望む金剛山(クムガンサン)。 江原道(カンウォンド)高城郡(コソングン)県内面(ヒョンネミョン)の統一展望台を訪れた観光客が21日午後、晴れた空の下、はるかに姿を現わした金剛山(クムガンサン)の姿を眺めている。 高城/シン・ソヨン記者 viator@hani.co.kr

 政府が20日夜、北韓に電話通知文を送り、当初北韓が22日開催を提案した金剛山(クムガンサン)観光再開のための実務会談を秋夕(チュソク)後である9月25日に金剛山(クムガンサン)で開こうと修正提案した。

 統一部は報道資料を出し「金剛山観光は中断されて5年が経過するなど、色々なことを考慮して、より慎重にアプローチすることによって発展的解決方案を模索できる。 焦って会談を開催するよりは9月25日に金剛山で開催しようという立場を北韓に伝達した」と明らかにした。

 統一部は「離散家族問題は純粋に人道的問題であり、金剛山観光事業と連携されていない。 開城(ケソン)工業団地合意を契機に南北懸案問題を徐々に解いていきながら信頼を積み、南北関係を発展させていくことが望ましい」として、金剛山観光実務会談の時期を今月22日から1ヶ月余り後である9月25日に遅らせる理由を説明した。

 これに先立って北韓はこの日、板門店(パンムンジョム)連絡官を通じて「離散家族対面と金剛山観光再開は連携されていて、分離させるのは正しいとは言えない。 金剛山観光実務会談提案に呼応しなさい」と促す通知文を送ってきたと統一部は明らかにした。 これに対し統一部は、金剛山観光再開のための実務会談を拒否する場合、北韓が23日の離散家族実務接触まで一括拒否する可能性があると見て、会談時期は秋夕以後の9月25日に先送りする代わりに、会談場所は北韓が当初提案した金剛山とする折衷案を修正提案したと見られる。 離散家族対面と金剛山観光を分離して対応するという既存原則は再確認したわけだ。

 統一部はこれと共に、離散家族対面のための赤十字の23日板門店接触に応じるよう北韓に繰り返し促した。 23日の離散家族対面のための実務接触を‘板門店で’開き、金剛山観光実務会談は‘9月25日’に開こうというわが国政府の修正提案に北韓が同意するかは未知数だ。 しかし離散家族対面が人道的事案であることに加え、金剛山観光実務会談もわが国政府が受け入れた形なので、これを拒否することは容易でないものと展望される。

カン・テホ記者 kankan1@hani.co.kr

https://www.hani.co.kr/arti/politics/defense/600288.html.html 韓国語原文入力:2013/08/20 22:31
訳J.S(1056字)

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