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"国家情報院、ポータルサイト メイン画面掌握 試み…大統領選挙世論歪曲"

登録:2013-08-14 09:19 修正:2013-08-15 06:29
チョン・ヘチョル民主党議員 組織員から情報提供受け
‘有給網・特網’等の外部組織員 動員
数十ヶのニックネーム共有 推薦数 操作
特定候補に有利な文をメイン画面に移動させる
国家情報院全景. 資料写真

 国家情報院の職員らが大統領選挙当時‘有給網・特網’、‘無給網・協力網’などと呼ばれる外部支援組織と共に組織的にNATEなど一部サイトで集中的に掲示文賛否投票を行う方式でポータルサイトのメイン画面世論を歪曲していたという疑いが提起された。

 国家情報院コメント疑惑事件国政調査特別委委員であるチョン・ヘチョル民主党議員は13日、報道資料を出して「国家情報院職員らは外部支援組織員らと組んで作業し、特定候補に有利な文に推薦・反対(賛成・反対)ボタンをクリックする方式でメイン画面に移動させるよう誘導したり、不利な文は押し出す方式を使った」と話した。 彼は「具体的には国家情報院職員らと‘有給網・特網’、‘無給網・協力網’等の外部助力者らが各自数十ヶのニックネームを共有しながらIPプログラムを使用して同時多発的に多数のニックネームとIPを利用して短時間に多数の賛成・反対回数を操作し、メイン画面を掌握しようとした」と主張した。

 チョン議員は 「‘有給網・特網’は活動費を受け取っている外部支援者を指し、コメント操作に参加する人員だけで数十人から数百人に及び、‘無給網・協力網’は活動費なしで活動を手伝う民間人を称して有給網以上の規模」として「(世論操作)作業は国家情報院サイバーチーム要員70人余りが(役割を分担し)小規模掲示板や中小規模ポータルサイトは1人が受け持ち、NATEなどの大型ポータルサイトの場合、数人が投入される形式で進行された」と付け加えた。 チョン議員の主張どおりならば、今回の大統領選挙世論歪曲および政治介入活動に動員された民間人イ・某(42)氏は‘有給網・特網’として活動したものと見られる。

 チョン議員は「明らかになった情況だけでも国家情報院サイバーチームが去る大統領選挙期間にすでに明らかに去れた'今日のユーモア'、ポムプなどのような小規模掲示板だけでなく、NAVER、DAUM、NATEなど主要ポータルサイトのメイン画面掌握のための組織的活動を展開したことを示す」と話した。 チョン議員はこの疑惑情報の提供を受けたが、情報提供者の身元については「組織的な推薦・反対活動に直接関係した人だ。 身辺保護のために具体的身元は公開できない」と明らかにした。

 これと関連してハ・キョンジュン国家情報院スポークスマンは「チョン議員が主張した資料の出処がどこなのかよく分からない。 我々には知りえない内容で、捜査を受けている状況であり立場を明らかにすることも差し控える」と話した。

 一方、イ・サンギュ統合進歩党議員は、ソウル警察庁デジタル証拠分析室CCTV画面で一人の分析官が「初期にIDとパスワードがあるファイルをダウンロードした模様」とし「おそらく上で何人かにファイルとして与えたのだろう」と話す映像を追加公開した。 イ議員は「IDとパスワードを職員が共有し活動したということを示す証拠だ。 警察はこれを知っていながらコメントの痕跡がないという中間捜査結果を発表し、真実を覆い隠そうとした」と主張した。

ハ・オヨン記者 haha@hani.co.kr

https://www.hani.co.kr/arti/politics/politics_general/599476.html 韓国語原文入力:2013/08/14 08:24
訳J.S(1519字)

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