12日にソウルで開催される南北長官級会談の北側代表としては誰が出てくるだろうか? 今回の会談は盧武鉉政府最後の年である2007年6月以後、6年ぶりに開かれるので予測が容易ではない。
候補群には先ず長官級会談に団長として出て来た人々を挙げることができる。 当時チョン・クムジン(1~4次),キム・リョンソン(5~13次),クォン・ホウン(14~21次)らは‘内閣責任参事’という肩書で会談に出た。 しかしチョン・クムジン参事は2010年に死亡したし、クォン・ホウン責任参事は2010年対南政策失敗を理由に粛清されたという消息が伝えられた後、足どりが分からない。 キム・リョンソン参事は2004年以後、粛清の便りが聞こえたが2012年6・15関連行事に再び姿を見せた。 現時点では彼らがソウルに代表資格で来る可能性は高くない。
南北間の主要会談に顔を出した交渉専門家たちも有力な候補群として議論される。 最も最近ソウルを訪問した北韓特使団は、2009年8月金大中前大統領逝去時の弔意訪問団だ。 当時キム・ギナム労働党中央委員会秘書(以下、現在の肩書)を団長としてキム・ヤンゴン労働党統一宣伝部長、ウォン・ドンヨン統一宣伝部副部長、メン・ギョンイル祖国平和統一委員会書記局副局長などがソウルにきた。 そのためにわが国の統一部に該当する統一宣伝部のキム・ヤンゴン部長や、それよりは級が低いが去る20年間南北間の主要高位級会談にもれなく参加してきたウォン副部長が出て来る可能性が慎重に占われている。 韓国が3人として提案した全体代表団には前例に従い祖平統と民族経済協力委員会幹部、内閣の該当部署関係者らが参加する展望だ。
北韓代表団が朴槿恵(パク・クネ)大統領を表敬訪問するかも関心事だ。 長官級会談代表団が大統領に面談したケースは金大中政府の時に開かれた1次、5次、盧武鉉政府の時に開かれた15次など3回に過ぎない。 北韓最高指導者のメッセージを持ってきた場合など特別なケースに限った。 今回の長官級会談が開かれれば6年ぶりなので朴槿恵大統領を表敬訪問する可能性が相当に高く見える。
キル・ユンヒョン記者