米国系私募ファンドであるローンスターが韓国政府を相手に提起した‘投資家-国家訴訟制’(ISD)の仲裁判定部が全て構成された。
米国ワシントンDCにある国際投資紛争解決センター(ICSID)は10日(現地時間)ローンスターが提起した投資家-国家訴訟の仲裁裁判長にジョニー フィーダー(65)ロンドン国際仲裁裁判所副所長を選任したと明らかにした。 フィーダー副所長はローンスターとわが国政府の合意で選ばれた。 法務部はジョニー フィーダー副所長について、国際投資仲裁事件21件の仲裁人を務めたことがあり、この内の15件は仲裁裁判長に選任されるなど豊富な経験と専門性を備えた仲裁人と評価した。
これによりローンスターが2012年5月に投資家-国家訴訟制を提起する意思を明らかにして以後、1年ぶりに仲裁判定部が構成された。 今後60日以内に仲裁地域をはじめとして言語、今後の日程などを選定した後、平均2年6ヶ月の退屈な争いに突入することになる。 現在ローンスターは仲裁裁判部仲裁人にチャールズ ブラウアー(77・米国)を、わが国政府はプリジット スターン(71・女・フランス)を選定した。
イ・ジョンフン記者 ljh9242@hani.co.kr