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親李-親朴、キム・ビョングァン退陣巡り正面衝突‘内紛様相’

登録:2013-03-01 00:52 修正:2013-03-01 15:17
セヌリ党内 連日‘問題長官勇退論’
チョン・ウイファ、チョン・ビョングクに続きシム・ジェチョルも
"一日も早く自主辞退" 促すと
ユ・ギジュン "野党みたいな主張…言っているのは全て親李" 対抗
親朴 一部‘不良人選’共感の声
"無所信ファン・ウヨ、石頭 イ・ハングが
批判世論を大統領府に伝達できない" 批判
ファン・ウヨ セヌリ党代表(中)とイ・ハング院内代表(左)。 イ・ヘフン最高委員が28日午前、国会で開かれた最高委員会議で第18代大統領選挙白書‘希望の国民幸福時代を開く’を見ながら話している。 カン・チャングァン記者 chang@hani.co.kr

 朴槿恵(パク・クネ)政府の政治的つっかい棒であるセヌリ党が各種疑惑に包まれた長官候補者らの退陣問題などを巡り異見を露出して政府スタート時から混乱に陥っている。 朴大統領の政局運営にも負担として作用する展望だ。

 ファン・ウヨ代表は政治的存在感を喪失し指導力が疑問に思われ、イ・ハンク院内代表は大統領府と‘コード合わせ’に汲々としている姿だ。 セヌリ党内では朴大統領が世論を無視して各種疑惑に包まれたキム・ビョングァン国防長官候補者の任命を強行すれば "黙ってはいない" という話も出てきている。

 シム・ジェチョル最高委員は28日、党最高委員会議で「キム・ビョングァン候補者はさつまいもの蔓でもあるまいに寝て起きれば問題が出てくる。 新政府に負担を与えないために一日も早く自主辞退しなさい」と話した。 これに対して親朴系ユ・ギジュン最高委員は「党の一部から野党みたいな意見と主張が出てきており遺憾だ。 新政府をスタートさせた与党の一員として任期を始めた大統領に力を与えることが当然ではないか」と反論した。 ユ最高委員は会議の後、記者たちに会って「反発している人々がみな親李系ということをどのように見るべきか」として不満を示した。 前日の最高重鎮連席会議でチョン・ウイファ前国会副議長、イ・ビョンソク国会副議長、チョン・ビョングク議員らがキム・ビョングァン国防長官、ファンン・ギョアン法務長官候補者の退陣を促したのに続き、シム・ジェチョル最高委員までが加勢するや‘親李明博系の反発’ではないかという疑惑提起であるわけだ。

 実際、外見は親李系が反発しているように見える。 最近ラジオ インタビューで‘問題長官勇退論’に言及したのもチョ・ヘジン、キム・ヨンテなど親李系議員だ。 しかし、彼らの発言には朴大統領の‘不良人選’に対する国民的批判世論が含まれている。 ‘親李系’の組織的反発というよりは、相対的に朴大統領の影響から自由な議員らが国民世論を意識した結果と見なければならない。 シム最高委員は記者たちと会って「新大統領に力を与えなければならないが、キム・ビョングァン候補者はちょっとひどくないか」と話した。 チョン・ビョングク議員も前日の最高重鎮会議で「地方区で多くの人々に会ったが、揃ってキム・ビョングァンなど問題人物には長官をさせてはいけないと言っている」として、世論を指導部に伝達した。

 親朴系の中でも共感する声が少なくない。 ある親朴系核心党役員は「親李系重鎮と同じ気持ちだ。 内部では‘どうして武器仲介ブローカーを国防長官に任命できるか’という話までしている。 ただ、朴大統領との関係を考えて言えないだけ」と話した。 党内では「無所信ファン・ウヨ、石頭イ・ハングが内紛を深化させている」という指摘も公然と出ている。 ある重鎮議員は「最高重鎮連席会議で党の批判世論を朴大統領に伝達してほしいと要求したが、ファン代表は沈黙し、イ院内代表は‘左派の落馬戦術’とし反論した。 このままではセヌリ党が死ぬ」と語った。 別のある重鎮議員は「党指導部が大統領府に世論をまともに伝達できなければ、朴大統領はキム・ビョングァンなど問題長官の任命を押し切るだろう。 そうすれば私をはじめとして多くの重鎮が絶対に黙っていない」と話した。

 李明博政府スタート初期である2008年には、イ・チュンホ女性部、ナム・ジュホン統一部、パク・ウンギョン環境部長官候補者が各種疑惑に包まれて世論が悪化するやカン・ジェソプ ハンナラ党代表が直接大統領府を訪ねて行き、これらの候補者の交替を建議し、候補者らも政府スタート前後に聴聞会を開く前に自主辞退した。

シン・スングン、キム・ウェヒョン記者 skshin@hani.co.kr

https://www.hani.co.kr/arti/politics/politics_general/576055.html 韓国語原文入力:2013/02/28 22:30
訳J.S(1966字)

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