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イ・ドンフプ憲法裁判所長候補者 電撃辞退

登録:2013-02-13 20:07 修正:2013-02-13 23:14
特定業務経費3億ウォン余り‘横領’疑惑のために結局 落馬
イ・ドンフプ憲法裁判所長候補者

ネチズンら "遅かったが事必帰正(訳注:不正は長続きしないの意)…法的責任を問うべき"

 公職者として不適切な言動で辞退圧力を受けてきたイ・ドンフプ(62)憲法裁判所長候補者が13日夜、候補者職を結局辞退した。

 彼は報道資料を出して「私の憲法裁判所長候補者人事聴聞と関連してこの間国民に心配をかけて申し訳ありません。 私は国政の円滑な運営のために今日付けで憲法裁判所長候補者職を辞退したいと考えております」 として辞退の立場を明らかにした。

 イ前候補者は憲法裁判官として在任していた当時、特定業務経費を個人口座に入金し‘公金横領’疑惑を受けてきた。 検察は去る6日に参与連帯が 「憲法裁判官時期に特定業務経費を毎月300万~500万ウォンずつ個人口座に入金して計3億2000万ウォンを引き出して使った疑いがある」としてイ前候補者を告発した件に対して、去る11日に捜査に着手すると明らかにした。 これと関連してイ前候補者は「特定業務経費を個人通帳に入れて使ったことは誤った慣行に従ったもので、繰り返し謝罪申し上げる。 在任期間である6年間に受け取った特定業務経費全額を社会に還元する用意がある」と明らかにした。

 イ前候補者の辞退の報に接したツイッター利用者は「遅かったが事必帰正」とし、検察の捜査は続けられなければならないと口をそろえた。 「辞退で終わるわけではなく、この間にふくらんだ疑いを一つ一つ捜査し、法的責任を問わなければなりません」「イ・ドンフプ、いよいよ行くんだな。 本当にがんばった」「検察が犯罪に目をつぶってはならない。 高位公職者の犯罪であるだけに必ず処罰してこそ公職社会がきれいになる」「あとは公金横領の疑いで司法処理されることだけが残ったよ」等、法的責任を問わなければならないという反応を示した。

 イ前候補者が還元する用意があると明らかにした特定業務経費3億ウォンについては「イ・ドンフプ氏、辞退はしても3億ウォンは吐き出して行くように」という意見も出てきた。

キム・キュナム記者 3strings@hani.co.kr

https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/573737.html 韓国語原文入力:2013/02/13 19:30
訳J.S(1040字)

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