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官用車2台 要求していない? イ・ドンフプ 5つの嘘…

登録:2013-01-23 21:00 修正:2013-01-24 09:37
"慣例" と言ったが…MMF口座など嘘がばれれば言葉を変える
イ・ドンフプ憲法裁判所長候補者が人事聴聞会2日目の22日午後、国会で聴聞委員らと挨拶を交わした後、席に向かって歩いている。 カン・チャングァン記者 chang@hani.co.kr

イ・ドンフプ憲法裁判所長候補者は21~22日の2日間にわたり開かれた国会人事聴聞会で嘘を乱発した。

嘘の① 憲法裁判所構内食堂出版記念会が慣例?

 憲法裁判所裁判官時期、憲法裁判所の構内食堂で出版記念会を開き、研究官を行事に強制的に動員したことに関する質問を受けて、イ候補者は 「キム・ジョンデ前裁判官とイ・ガングク前憲法裁判所所長もそのようにした」と話した。 しかしキム前裁判官は昨年4月ソウル世宗(セジョン)文化会館で出版記念会を開いた。 イ元所長の場合は退任記念で後輩がイ所長の論文を単行本にして渡す退任記念行事が開かれたということだった。 特にイ候補者は‘個人行事であるだけに外で行い研究官を動員するな’というイ・ガングク当時所長の話を聞かず、イ所長が海外出張に行った間に構内食堂で出版記念会を開いたと伝えられた。

嘘の② 特定業務経費領収書 提出要求がなかった?

 聴聞会初日、委員らが特定業務経費支出領収書を提出したかと尋ねるとイ候補者は「(憲法裁判所)事務局からそのような要求を受けなかった」と答えた。 だが、翌日証人として出てきた事務局経理係長は「公的用途に使えとの指針を伝達した」と話した。 イ候補者は「秘書官が事務局に使用内訳を提出したと理解している」と言葉を変えた。

嘘の③ 指針ができた後には業務推進費を週末に使わなかった?

 イ候補者は週末に自宅付近で業務推進費を使った事実に対して、研究官らと登山の後に食事代などとして使ったと主張した。 だが、誰と登山に行ったかなどについては「覚えていない」と答えた。 また「週末使用制限指針ができた後には使わなかった」と強調した。 この指針は2012年1月から適用され始めた。 だが、イ候補者はその年の7月29日の日曜日にある韓式食堂で10万ウォンを、また、9月1日土曜日にも自宅近隣日本料理店で21万ウォンを業務推進費で決済したことが明らかになった。

嘘の④ 官用車2台を先に要求しなかった?

 2008年乗用車奇数偶数制を避けるために官用車2台を利用したことについて、イ候補者は「事務局が予備車両があると言ってきた」と話した。 自身が先に要求したことではないとの趣旨であった。 だが、憲法裁判所関係者は<ハンギョレ>と行った通話で「イ候補者が自身が盆唐に住んでいるので初めは乗用車のガソリン代をくれと要求したが、後に官用車をもう一台出してほしいと要求した。 とても強く要求してきたので結局渡した」と話した。

嘘の⑤ 政治後援支援金一回だけ、通帳は全て公開?

 21日イ候補者は「私が持っている通帳を100%全て提出した。 歴史上聴聞会で自身のすべての通帳内訳をみな出した人は私が初めてだと聞いた」と話した。 22日まで他の口座の存在を否認していたイ候補者は、この日夜に特定業務経費が振り替えられたマネーマーケットファンド(MMF)口座が明らかになるや初めてその通帳の存在を認めた。 イ候補者はチャン・ユンソク セヌリ党議員に政治後援支援金を出したのが2007年一回だけと言ったが、2006年にも後援支援金を出していた事実が確認された。 イ・ギョンミ、キム・ジョンピル記者 kmlee@hani.co.kr

https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/571005.html 韓国語原文入力:2013/01/23 20:29
訳J.S(1589字)

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