去る大統領選挙期間に不法選挙運動の疑いで告発されたユン・ジョンフン(39)牧師に対する拘束令状が請求された。
ソウル南部地検は22日ユン・ジョンフン氏に対して拘束令状を請求したと明らかにした。 ユン氏は18代大統領選挙で朴槿恵(パク・クネ)セヌリ党候補キャンプのSNSメディア本部長として活動し、不法選挙運動を行った疑いを受けていた。
ソウル市選管委は昨年12月13日、汝矣島(ヨイド)のオフィステルを急襲しユン氏の不法選挙運動事実を確認し、証拠物を押収した後14日選挙法違反の疑いでユン牧師らを検察に告発した。 ソウル市選管委はユン氏を‘不法コメントアルバイトチーム’(いわゆるシッパル団)を運営した疑い(公職選挙法の類似機関設置)で検察に告発し、検察はこれを捜査してきた。 検察関係者は22日「拘束理由が成立し、追加捜査のためにユン氏の拘束が必要と判断した」と話した。
ユン牧師は大統領選挙以後には小説家イ・ウェス氏とギャグコンサート演出者であるKBSソ・スミン ディレクターを対象にいわゆる‘退出キャンペーン’を進め論難を呼んだ経緯がある。 ユン牧師は先月31日、江原道(カンウォンド)華川郡(ファチョングン)の‘感性の村’に暮らすイ・ウェス氏を相手に 「政治扇動を行い特定候補のための選挙運動をしているイ・ウェスに国民の血税が支援されたことは誤り。 支援趣旨にそぐわないイ・ウェスは退去させ、文化のための文人のための場所に変えて下さい」という文を載せ感性の村退去運動を行った経緯がある。
キム・キュナム記者 3strings@hani.co.kr