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裁判所、‘チャン・ジャヨン疑惑’朝鮮日報 パン・サンフン社長 "法廷に出て来い"

登録:2013-01-09 19:44 修正:2013-01-10 00:19
‘名誉毀損 被訴’イ・ジョンゴル議員裁判にパン社長の出席を要求
裁判所 "告訴人の陳述を聞いてみなければならない"
故チャン・ジャヨン氏

 ソウル中央地裁刑事37部(部長 イ・インギュ)は8日<朝鮮日報>パン・サンフン社長が‘チャン・ジャヨン リスト’に関連したという疑惑を提起して名誉毀損の疑いで起訴されたイ・ジョンゴル民主統合党議員事件の裁判でパン社長の出席を要求した。

 裁判所は 「(パン社長が)法廷に出て来なければならないということで我が裁判所の意見が一致した」として 「告訴人であるパン社長の陳述を聞いてみなければならない」と話した。

 イ議員は去る2009年4月、国会対政府質問でパン社長の実名を取り上げて‘チャン・ジャヨン リスト’を公開した動画をインターネットに掲示した疑い(情報通信網利用促進および情報保護などに関する法律上の名誉毀損など)で不拘束起訴された。 <朝鮮日報>は2011年10月、‘チャン・ジャヨン リスト’にパン社長がかかわったという内容のインターネット報道機関記事を自身のホームページに掲示して検察庁記者室で関連文書を記者たちに見せ、同じ内容の発言をした疑いでイ議員を追加起訴した。

 当時、イ議員は‘2008年9月ルームサロンに呼ばれて行き同衾を要求されていた’という内容の文書を公開した。 また、アンダーラインが引かれた部分を示して「本来パン社長の名前があったが警察が消した」と話して、波乱を起こしもした。 <朝鮮日報>は以後「チャン氏の所属会社代表キム・ジョンスン氏が普段から<スポーツ朝鮮>の社長を<朝鮮日報>社長と呼んでいて誤解が生じた」という要旨の記事を送りだした。 パン社長とチャン氏との関連性を全面否認したわけだ。 しかし前<スポーツ朝鮮>社長H氏はこれに再反論した。H氏は昨年6月25日、今回の事件の裁判に証人として出席して「チャン・ジャヨンに私が会ったことはあるが、その席にはパン・ヨンフン(パン・サンフン社長の弟)コリアナ社長が主催した席であった」と証言した経緯がある。 当時、検察はパン・サンフン社長を無嫌疑処理し、パン・ヨンフン社長に対する疑いは捜査すらせずに事件を終結した。

 パン・サンフン社長は去る4日に提出した証人欠席申告書を通じて、証人として裁判に出て行けば再びマスコミに露出する2次被害が憂慮されると話したと伝えられた。 しかし裁判所は「関係のない事件の巻き添えになって告訴したのならば、告訴人の陳述を聞いてみる必要がある」という立場だ。

 イ議員側の弁護団もやはりパン社長の召還を要求し、裁判所に強制拘留状の発給を要請した。 裁判所は「証人が1回出席しなかったからと言ってすぐに拘留状を発行しはしない」として要請を断った状態だ。 しかし裁判所は「(パン社長の陳述なしで)そのまま終結することはないだろう」と話した。

裁判所は次の期日を来る28日に予定し、再びパン社長の出席を要求する予定だ。

チョ・エジン記者 jiny@hani.co.kr

https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/568927.html 韓国語原文入力:2013/01/09 15:40
訳J.S(1398字)

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