原文入力:2012/01/05 17:43(1076字)
"警察、分かっていながら調査せず" ツイッターに上げる
‘チャン・ジャヨン文書’捜査対象者7人のみ司法処理
三星(サムスン)‘エックスファイル’を暴露したイ・サンホ文化放送記者がいわゆる‘チャン・ジャヨン事件’と関連して国家情報院が介入したという疑惑を提起した。
イ記者は5日、自身のツイッター(@leesanghoC)に "<1報>故チャン・ジャヨン事件 国家情報院 介入" と上げた後、直ちに "<2報>盆唐署‘チャン・ジャヨン事件 国家情報院 不法介入’分かっていながら調査せず" と書いた。
しかしイ記者は国家情報院がチャン・ジャヨン事件にどのように介入したのかなど詳しい内容と関連しては "今日午後6時<手の平ニュース>で報道する" と明らかにした。
イ記者は‘サムスン エックス ファイル’(サムスングループと政界および検察間の関係を暴露した安全企画部の90分余りにわたる盗聴テープ)を暴露し、世の中を沸きかえるようにし、そのことで法廷訴訟にまきこまれもした。 イ記者はその後2年余りの間、米国で研修生活をし、昨年帰国してモバイル専用時事プログラムである<手の平ニュース>を進行している。
←故チャン・ジャヨン氏
イ記者の新たな暴露がどれほどの破壊力があるかは分からないが、国家情報院介入説が新しく提起されたことにより水面下に沈んだチャン・ジャヨン事件が再び世間の注目を受けることになった。
俳優チャン・ジャヨンは所属会社などの性上納と酒接待強要などに耐えられず2009年3月自殺した。 彼女は自殺するにあたり接待した報道機関代表、放送会社PD,企業体代表などの実名が書かれたいわゆる‘チャン・ジャヨン文書’を残した。 しかし、チャン・ジャヨン文書に言及された有力人士に対する捜査は積極的には行われず、警察と検察調査を通じて捜査対象者20人中の7人だけが司法処理された。 事件を巡る種々の疑惑が依然として引き続き提起される背景だ。 民主党イ・ジョンゴル議員が国会で文書で言及された朝鮮日報有力人士の実名を公開すると、朝鮮日報がこれに対し反発し損害賠償訴訟を提起するなど社会的波紋が生じた。
デジタルニュース部 digitalnews@hani.co.kr
原文: https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/513498.html 訳J.S