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‘朝鮮日報社主一家、チャン・ジャヨン氏に会った’

原文入力:2011-03-15午前08:25:50(1330字)
警察、参考人陳述聞いても調査せず
2009年捜査 参考人 明らかにし
"朝鮮日報系列会社社長など
チャン・ジャヨンと中華料理店で集い
他の参考人も話したこと"
警察 "陳述確認できない"

タレント故チャン・ジャヨン氏の‘芸能人性接待’疑惑に対する警察の捜査過程で‘チャン氏が<朝鮮日報>社主一家のB氏に会った’という参考人陳述が出てきたことが分かった。だがB氏は警察と検察の捜査結果発表に全く登場しておらず、捜査当局がこういう陳述を無視しB氏をきちんと調査しなかったという疑問が提起されている。

チャン氏が2009年3月に自殺した後、警察で参考人調査を受けたある人物は14日 「去る2007年10月、ソウル 江南のある中華料理店で行われた集いで朝鮮日報社主一家のB氏、チャン・ジャヨン氏などと共に会った」とし「チャン氏が生前に作成した文書で‘朝鮮日報社長’と明らかにした人がB氏であると理解している」と<ハンギョレ>に明らかにした。B氏は朝鮮日報のある系列会社社長を受け持っている。この人物は「B氏とチャン氏は平素から付き合っている間柄」と話した。

この人物は 「当時 集いにはB氏とチャン氏、チャン氏の所属会社社長キム・ソンフン氏、朝鮮日報の別の系列会社社長、駐韓米国大使館関係者、企業家など8人程度がいた」と話した。この集いはB氏が用意したもので、費用もB氏が出したと伝えられた。

これと関連してイ・ジョンゴル民主党議員は去る10日、国会本会議5分発言を通じて「朝鮮日報社主一家と夕食酒席を共にしたという情報提供者から‘その場にチャン・ジャヨン氏が一緒にいたし、雰囲気から見てチャン氏が(社主一家と)親しいパートナーであったものと見えた’という話を聞いた」と明らかにした経緯がある。

また、この人物は「警察の参考人調査の時‘2007年○中華料理店での集いでB氏とチャン氏など8人が一緒に会った」という陳述をしたが、警察はB氏をきちんと調査しなかった」とし「その結果、警察と検察の最終捜査発表にB氏と関連した事項は一切含まれなかった」と話した。この人物は「B氏が参加したという陳述は私だけでなくチャン氏の所属会社社長のキム・ソンフン氏などもしたと理解している」と付け加えた。

これと関連して当時捜査を受け持ったある警察官は「該当参考人から‘言論人、企業家など8人ほどが共にした席でチャン氏に会った’という陳述は確保したが、その中にB氏が含まれていたかどうかは確認できない」と話した。この捜査を指揮した高位幹部は「当時、B氏に対するうわさが出回りもしたが(チャン氏との)通話記録など捜査を後押しするに足る証拠が弱く捜査できなかった」と明らかにした。

一方<ハンギョレ>は解明を聞くためB氏側に何度も電話したが連絡がつかなかった。 イ・スンジュン、キム・キソン記者 gamja@hani.co.kr

原文: https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/468080.html 訳J.S