光州(クァンジュ)の市民団体が開いた「第18代大統領選挙評価討論会」で光州市民は民主統合党を鋭く批判する意見を吐き出した。
「新年に民主党火刑式をやりましょう。 冗談じゃないんです」 投票参加市民行動が26日午後、光州東区(トング)の光州キリスト教青年会館で開いた討論会に参加したイ・ホンギル前全南(チョンナム)大教授(史学)が苦言を呈した。「民主党の一部は“民主”をもって食べることがクセになっている。 “民主”を独占して、家族を食べさせ、格好つけて。。。 民主党は自分がかわいくて自ら反省することはできないから、今回はパッと目が覚めるように、大きい炎で確実に燃やしてしまおう。」
討論会は大統領選挙以後の光州地域の民心を伺わせる初めての大統領選挙評価だったという点で注目を集めた。 主題発表を行なったチ・ビョングン朝鮮大教授(政治外交学)はムン・ジェイン民主統合党候補の失敗要因として△社会の保守化△アン・チョルス候補との“美しい単一化”の失敗△イ・ミョンバク政府の失政に対する評価不足△政策でなく投票率を上げることに偏ってしまった選挙運動、などを挙げた。 チ教授は「今後アン・チョルス中心の政党が出現するか注目される。 嶺湖南(ヨンホナム 慶尚道と全羅道)の各地域で独占的な政党体制を克服し競争的政党体制をつくらなければならない」と話した。 それと共に「2014年の地方選挙に備えて社会的公論の場を作るなど、地域政治の活性化に努めなければならない」と強調した。
ユン・ヨンドク博士(朝鮮大招へい客員教授)は「光州が民主党の票田ならば、政治刷新の根拠地になり韓国政治のロールモデルを作るべきであった。にもかかわらず、現在まで民主党は地域で不動の1位という支持率に安住し、かえって退行的な姿ばかり見せてきた」と批判した。 彼は「市民団体も地域民の熱望を市民運動にすることができなかった点を反省しなければならない」として市民政治の活性化を代案として提示した。
討論者として立ったアン・ピョンファン光州YMCA事務総長は「市民の権利参加が高まった点は高く評価できるが、民主党に適切な戦略と準備がなかったという点は点検しなければならない」と指摘した。
光州市民団体協議会は声明を出して「民主党は特定勢力の追放、党権角逐戦、権力闘争などの我執に留まるな。 党解体の次元まで考える根本的大手術を通して政治改革と政党改革を断行しなければならない」と促した。さらに「民主党に対する戦略的選択は、もはや光州市民には残っていないことを肝に銘じてほしい」と警告した。
光州/チョン・デハ記者 daeha@hani.co.kr