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国家情報院 不法選挙運動 攻防…夜間対峙

登録:2012-12-12 08:24 修正:2012-12-12 09:45
民主 "3次長の部下20代女子職員、野党候補 誹謗文・世論操作"
警察、ノートブックなど確保できず…国家情報院 "個人居住地、法的対応"
11日夜、ソウル江南区(カンナムグ)駅三洞(ヨクサムドン)のあるオフィステル前で民主統合党関係者と中央選挙管理委員会、水西(スソ)警察署職員がオフィステル居住者に門を開けることを要求している。 民主党はこのオフィステル内で国家情報院職員が政治懸案と関連したインターネット コメントをするなど不法選挙運動を行ったと主張し、国家情報院は「全く事実でない」と反論した。 イ・ジョングン記者 root2@hani.co.kr

 民主統合党が11日 「国家情報院職員がソウル、駅三洞(ヨクサムドン)のあるオフィステルで不法選挙運動を行っている」として国家情報院の大統領選挙介入疑惑を提起し、この日夜 警察と選挙管理委員会職員がオフィステルに出動するなど論難が繰り広げられた。

 この日午後7時頃ソウル江南区(カンナムグ)駅三洞(ヨクサムドン)のあるオフィステルに民主党からの申告を受けた警察と選管委職員が出動して、オフィステルに戻ったキム・某(29)氏の身分を確認したが、キム氏は国家情報院職員であることを頑強に否認した。 国家情報院は論難が拡大するや以後に報道資料を出してこのオフィステルが国家情報院職員キム氏の個人居住地であることを確認した。

 警察と選管委はキム氏の同意を得てしばしオフィステル内部に入って出てきた後、「民主党の情報提供内容に関連した内容を確認できなかった」と明らかにした。 民主党が「国家情報院女子職員キム氏のノートブックとスマートフォンを証拠として確保すべきだ」と警察に繰り返し要求すると警察が再びオフィステルに進入しようとしたがキム氏はドアを開けず夜遅くまで対峙した。

 チン・ソンジュン民主党スポークスマンはブリーフィングを通じて「最近、国家情報院3次長傘下の心理情報団という組織が心理情報局に拡大改編され、そこに所属する要員が大統領選挙に介入して文在寅(ムン・ジェイン)候補の落選のために活動しているという情報提供が入ってきた。 この情報提供を根拠に疑惑の現場に出動した」と明らかにした。 民主党関係者は「心理情報局には76人が所属していて、これら要員たちがインターネット上の政治懸案にコメントするなど、国内政治に介入してきた。 主にソウル江南(カンナム)と京畿道(キョンギド)河南市(ハナムシ)渼沙洞(ミサドン)も(渼沙里(ミサリ))一帯のカフェでこのような任務を遂行してきたと理解している」と話した。

 しかし国家情報院は「民主党側が主張する駅三洞(ヨクサムドン)のオフィステルは国家情報院職員の個人居住地だが、(民主党が)明確な証拠もなしに個人の私的住居空間に無断で立ち入り政治的コメント活動云々した。 これは事実無根であり情報機関を選挙に引き込むのはネガティブ中傷宣伝」と遺憾を表明した。 国家情報院は法的対応も検討していると明らかにした。

キム・ウォンチョル、ホ・ジェヒョン記者 wonchul@hani.co.kr

https://www.hani.co.kr/arti/politics/politics_general/564968.html 韓国語原文入力:2012/12/12 01:19
訳J.S(1413字)

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