本文に移動

与 "4%p優位だが依然として緊張"野 "超薄氷 劣勢から上昇傾向に持ち直す"

登録:2012-12-11 09:07 修正:2012-12-12 07:19
与野党互いに "自分たちが有利"

 大統領選挙が終盤に近づいた中で与野党が互いに自分たちが有利だという状況分析を出している。

 セヌリ党は週末に発表された各種世論調査を基に朴槿恵(パク・クネ)候補が誤差範囲内で4%程度の差で優位にあるとみている。 クォン・ヨンジン総合状況室団長は10日 「現在、世論調査では朴候補が少し先んじているものの、楽観できる状況ではない。 私たちが注目しているのは(支持率より) ‘大統領当選可能性’で国民の絶対多数が朴槿恵候補になると見ているという調査」と語った。 彼は「国民は次の5年をリードする大統領に対する信頼を最も重要と考えるだろう」と付け加えた。

 セヌリ党はまた‘安哲秀(アン・チョルス)効果’が予想より世論調査に大きな影響を及ぼさなかったと分析し、これを良い兆しと見なす雰囲気だ。 チョ・ヘジン スポークスマンは<仏教放送>ラジオに出演し 「安哲秀 前候補が文在寅(ムン・ジェイン)候補応援遊説を始めたが民主党が期待したように格差がさっと縮まる様子でもない。 安候補の加勢とともにわが方の票も結集する様相ではないかと思う」と話した。 しかし内部的には依然として緊張を緩めることはできないという雰囲気がある。 ある選対委幹部は 「状況が本当に超薄氷だ。 どの世論調査も信じ難い。 内部(世論調査、情報など)では毎日動揺している」と話した。

 民主党は10日現在の状況は‘超薄氷劣勢’だが、傾向が上昇傾向に持ち直したと話す。 ウ・サンホ公報団長は 「足踏み状態だった文候補支持勢力が上昇傾向に転じた。 非常に肯定的な流れだ。 歴代選挙で終盤に上昇勢に乗った候補が常に勝ったという点で、たとえ上昇勢が急ではないとはいえ非常に鼓舞的だと評価している」と話した。 ある選対委核心関係者は 「依然として誤差範囲内で朴候補が先んじていると見る。 だが、セヌリ党は足踏み状態である反面、私たちは上昇傾向」と話した。

 民主党が上昇勢の根拠として掲げる点は現場のムードだ。 ウ公報団長は「釜山、ソウル光化門(クァンファムン)、京畿軍浦(クンポ)遊説を見れば、自発的有権者の参加が予想を跳び越えている。 ためらっていた支持者たちが今や積極的に乗り出している」と話した。 文在寅-安哲秀連帯遊説が現場で反響を起こしているということだ。

ソン・ヨンチョル、ソン・ウォンジェ記者 wonje@hani.co.kr

https://www.hani.co.kr/arti/politics/assembly/564738.html 韓国語原文入力:2012/12/11 08:48
訳J.S(1148字)

関連記事