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トランプ大統領、G7の途中で早期帰国へ…韓米首脳会談は不開催か

登録:2025-06-17 10:16 修正:2025-06-18 10:21
イスラエルとイランの衝突激化を理由に
16日、カナダのアルバータ州カナナスキスで開かれた主要7カ国首脳会議(G7サミット)で、英国のキア・スターマー首相(右)とドナルド・トランプ米大統領が会談している=カナナスキス/AP・聯合ニュース

 米国のドナルド・トランプ大統領は、イスラエルとイランの衝突激化を理由に、16日(現地時間)夜にカナダで開催中の主要7カ国首脳会議(G7サミット)から帰国することを決めた。

 ホワイトハウスのキャロライン・レビット報道官はこの日、ソーシャルメディアのXに「トランプ大統領はG7で成果ある一日を過ごし、キア・スターマー英首相と共に主な貿易協定にも署名した」とし「成果は大きかったが、中東状況を考慮し、今夜各国首脳との晩餐後に帰国する予定」だと明らかにした。トランプ大統領がこの日帰国する場合、李在明(イ・ジェミョン)大統領との会談は成就が難しいものとみられる。

 ホワイトハウスの発表の1時間前、トランプ大統領はソーシャルメディアの「トゥルース・ソーシャル」にイランの首都テヘラン全域に即時避難を促すメッセージを載せた。「イランは私が提案した合意に署名すべきだった。人命の浪費と恥ずべき事態を防ぐことができたはずだ」とし、「全員が直ちにテヘランから避難するように」と明らかにした。さらに、「イランは決して核兵器を持つことはできない」と強調した。

 一方、FOXニュースのプログラム「Fox & Friends」の共同司会者であるローレンス・ジョーンズ氏は同日、ホワイトハウスの早期帰国発表の14分後のXへの投稿で「トランプ大統領がホワイトハウス状況室に国家安全保障会議(NSC)を準備させるよう要請した」と明らかにした。

ワシントン/キム・ウォンチョル特派員 (お問い合わせ japan@hani.co.kr)
https://www.hani.co.kr/arti/international/america/1203156.html韓国語原文入力:2025-06-17 09:14
訳C.M

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