本文に移動

トランプ氏「金正恩とうまくやる…ウクライナ戦で良い結果を示す」

登録:2024-12-13 06:46 修正:2024-12-13 07:51
タイム誌のインタビューで
時事週刊誌「タイム」が選定した2024年の「今年の人」である米国のドナルド・トランプ次期大統領がタイム誌の表紙を飾った=タイム誌提供/AFP・聯合ニュース

 米国のドナルド・トランプ次期大統領は、北朝鮮の介入でウクライナ戦争が複雑になったが、自身が金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長とうまくやっているため「良い結果」を示すと述べた。

 トランプ氏は、12日(現地時間)に時事週刊誌「タイム」が公開した2024年の「今年の人」のインタビューでウクライナ戦争に言及し、「北朝鮮が介入すれば、(事態を)非常に複雑にさせる別の要素になる」と述べた。そして「私は金正恩を非常によく知っている。私は金正恩と非常にうまくやってきた。おそらく、彼がまともに相手にした唯一の人物は私だろう」とした。さらに「考えてみれば、彼が相手にした人物は自分しかいない」と繰り返した。そのうえで、複雑で否定的な要因は多いが、最終的には「私がいかに立派な仕事をしたのかを示すことになるだろう」と述べた。

 トランプ氏のインタビューでの発言は、ウクライナ戦争とガザ戦争をどのように終わらせるのかについての質問に答える過程で出た。トランプ氏は「中東できわめて生産的なことが繰り広げられている。中東は解決されると思う」としながらも、具体的な状況は言えないと述べた。その後、ロシア・ウクライナ戦線を取り上げ、北朝鮮と金委員長に言及した。

時事週刊誌「タイム」が選定した2024年「今年の人」である米国のドナルド・トランプ次期大統領がタイム誌の表紙を飾った=タイム誌提供/AFP・聯合ニュース

 トランプ氏は1期目当時、金委員長との2回の朝米首脳会談など、3回にわたり「世紀の出会い」を果たしたが、成果は出せなかった。今回の大統領選挙の過程でも、トランプ氏は「核を持った者とはうまくやるのがいい」として、朝米関係改善を示唆する発言を繰り返した。最近では金委員長との直接対話を検討しているという報道も出ており、関心を集めている。

キム・ジウン記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )
https://www.hani.co.kr/arti/international/international_general/1172813.html韓国語原文入力:2024-12-12 23:47
訳M.S

関連記事