米国立アレルギー・感染症研究所(NIAID)のアンソニー・ファウチ所長は12日(現地時間)、いつかはあらゆる人が新型コロナウイルスワクチンのブースターショット(追加接種)を受けなければならないだろうと述べた。
ファウチ所長はこの日、米3大ネットワークのひとつのCBSのインタビューに応じ、「すでに私たちは、時間が経つにつれ、ある領域では(ワクチンの持続性の)減少の兆しを見始めている」として、このように述べた。しかし同氏は「免疫システムが損傷した人を除いては、今すぐブースターショットを受ける必要があるとは感じない」とも述べた。
これについて米保健当局は、コロナに対して脆弱な階層優先で、ファイザーとモデルナのワクチンの3次接種を近く承認する予定だ。疾病予防管理センター(CDC)諮問委員会は13日に会議を開き、免疫システムの損傷者に対するブースターショットについて議論する。