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「性差別」発言で退く東京五輪組織委員会会長、後任は女性になるか

登録:2021-02-15 02:34 修正:2021-02-15 07:50
森会長、性差別発言で辞意表明 
橋本五輪担当相などの名前が挙がる
「女性蔑視」発言で波紋を呼んだ東京五輪・パラリンピック大会組織委員会の森喜朗会長が今月12日、東京で開かれた組織委員会緊急会合で辞意を表明している=東京/AP・聯合ニュース

 「女性蔑視」で辞任に追い込まれた東京五輪・パラリンピック大会組織委員会の森喜朗会長(83)の後任に、女性候補の名前が挙がっている。森氏の発言で地に落ちたイメージを回復するには、次期会長に女性を据える必要があるという世論が高まっている。

 朝日新聞は14日付の紙面で、森氏の後任に女性の橋本聖子五輪担当相(56)やDeNAの南場智子氏などを推薦する声が上がっていると報じた。橋本五輪担当相は、1992年アルベールビル冬季五輪スピードスケート女子1500メートルで銅メダルを取った選手出身。南場氏はモバイルゲーム会社DeNAの創業者で、プロ野球球団「横浜DeNAベイスターズ」のオーナーだ。

 森氏は3日に開かれた日本オリンピック委員会(JOC)会議で女性理事を増やす問題に触れ、「女性がたくさん入っている理事会は(会議進行に)時間がかかる」と述べ、物議をかもした。日本では森氏の発言が「女性蔑視」だとして非難世論が高まり、西欧メディアからも性差別だとして批判の声が上がった。森氏は波紋の広がりを受け、発言を撤回すると共に謝罪したものの、辞任の意向は否定した。しかし、批判が収まらず、発言から9日後の12日に辞意を表明した。

 森氏は辞任の意思を固めた11日、川淵三郎・元日本サッカー協会会長(84)に後任を要請したが、「密室人事」という批判が高まり、結局白紙になった。川淵氏は11日、「森さんの期待に副うべく、ベストを尽くしたい」と受け入れる意向を示したが、この「禅譲案」が大きな批判を受けると、翌日の12日に「辞退」を表明した。

 相次ぐ批判世論に直面した東京五輪・パラリンピック大会組織委員会は後任選びに透明性を確保するため、「候補者検討委員会」を設置すると発表した。NHKの報道によると、組織委理事を中心に構成する同委員会で委員長候補を選び、早ければ来週理事会を開いて森氏の後任を決める予定だという。同放送は「女性や世代交代を求める意見が理事の中から出ている」と報じた。また、朝日新聞は「新会長は実務よりも、森会長の女性蔑視発言で地に落ちたイメージを回復し、大会がビジョンとして掲げる『多様性と調和』を内外にアピールできる存在になることが求められそうだ」と報道した。

チョ・ギウォン記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr)
https://www.hani.co.kr/arti/international/japan/982858.html韓国語原文入力:2021-02-14 20:43
訳H.J

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