新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の世界的な大流行(パンデミック)により、韓国人が頻繁に行き来していた主要国および主要都市の入国への道がますます狭まり、塞がれている
大韓航空はCOVID-19拡散の余波により、仁川とワシントンなど米州の主要都市を往復する航空便の運航を13日から5月31日まで中断すると明らかにした。
この期間中に大韓航空が運休に入る米国航空便は、ワシントンをはじめボストン、ダラス、シアトル、ラスベガス、ホノルル路線だ。カナダのトロント、バンクーバー路線も中断される。ただし、ロサンゼルス(週7便)、ニューヨーク(7便)、サンフランシスコ(3便)、シカゴ(3便)、アトランタ(4便)路線は運航が維持される。仁川~ワシントン路線の場合、大韓航空は当初は毎日1便ずつ週7便運航していたが、COVID-19拡散で需要が減り、3月第3週から週3回(水・金・日曜日)に減便運航してきた。大韓航空は5月末以後の運航計画はまだ未定だと明らかにした。
日本政府は1日、COVID-19の感染拡散防止を理由に韓国・中国・米国および欧州のほぼ全域など新たに49の国と地域に対して入国を拒否することにした。
毎日新聞は、日本政府がこの日の対策本部会議でこのような方針を最終決定したと伝えた。この方針が施行されれば、直近2週間以内に該当の地域に滞在した外国人は特別な事情がない限り日本に入国することができなくなる。また、対象地域に一定期間以上滞在した日本人は帰国時に全員COVID-19の検査を受けさせるようにする予定だ。日本政府がすでに指定したり指定する予定の入国拒否対象は合計73の国・地域にのぼる。