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アシアナ、就航30年で初めて日本行き全路線を運航中止…大韓航空も大幅に縮小

登録:2020-03-07 06:54 修正:2020-03-07 07:52
アシアナ、9~31日には日本路線の運航を全面中止 
大韓航空、仁川-成田を除いて中止へ 
ジンエア・ティーウェイ・エアプサンも日本路線の運航を中止 
今月6日午前、金浦国際空港国際線庁舎モニターに日本の大阪行き欠航情報が表示されている//ハンギョレ新聞社

 韓国国内航空会社の日本路線の運航が9日からほとんど中止される。日本が韓国人のビザなし入国を中止し、「2週間隔離」など事実上の入国制限措置を取った影響だ。

 アシアナ航空は6日、今月9日から31日まで日本往復路線の全面運航中止を決めたと発表した。アシアナ航空は日本6都市まで8本の路線を運営している。アシアナ航空が日本路線の運航をすべて中止したのは、1990年、日本に就航して以来30年で初めて。アシアナ航空の関係者は「今後の予約率などを考慮し、日本全線の非運航を決定することになった」と述べた。

 大韓航空も9日~28日、仁川(インチョン)-成田(週7回)路線を除き、日本路線の運行を中止することにしたと発表した。大韓航空は日本12都市を結ぶ17本の路線を運航しているが、昨年第4四半期基準の日本路線の売上は全体の12%だった。大韓航空関係者は「日本路線には主に短期出張と自由旅行客の需要が多いが、彼らのうち、2週間隔離されてまで(日本に)行こうとする人はいないだろう」とし、「当分の間、運航を中止せざるを得ない」と話した。

 格安航空会社(LCC)の日本行きの航空便も9日からほとんど止まる。ジンエアー(5本)とティーウェイ航空(6本)、エアプサン(4本)は、日本路線の運行を全面中止する。イースター航空とエアソウルも運航中止を決めた。両社は新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大で、国際線を相当部分縮小したが、今回日本路線の運航中止で、当面国内線だけ運営することになる。チェジュ航空は仁川-成田、仁川-関西線の路線2本を除いた8本の日本路線の運行を9日から中止することにした。

シン・ミンジョン記者(お問い合わせ japan@hani.co.kr)
https://www.hani.co.kr/arti/economy/marketing/931500.html韓国語原文入力:2020-03-06 21:43
訳H.J

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