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日本、韓国からの入国者の入国制限措置を延長する方針

登録:2020-03-21 09:49 修正:2020-03-21 11:58
読売新聞「2週間~1カ月延長する方向で最終調整中」
14日、大阪の関西国際空港で空港職員がマスクをして閑散とした空港内部を通り過ぎている=大阪/ロイター・聯合ニュース//ハンギョレ新聞社

 日本政府が新型コロナウイルス感染症(COVID-19)拡散防止の名のもとに施行している韓国と中国からの入国者に対する入国制限措置を延長する方針だと、読売新聞が報道した。

 読売新聞は20日、日本政府が今月9日から開始して今月末まで実施する予定だった入国制限措置を、2週間から1カ月ほど延長する方向で最終調整中だと報じた。

 日本政府は今月5日、対策本部会議で、韓国と中国から日本に入国する者は日本国籍者を含め検疫所長が指定する場所で2週間待機(隔離)し、日本国内の公共交通機関を使わないように要請すると発表した。また、韓国と中国駐在の日本大使館ですでに発給したビザの効力を停止し、旅客機が到着する空港も東京近隣の成田空港と大阪の関門である関西空港に限定することにした。

 こうした一連の措置は9日から始まっており、この措置の影響で韓国から日本に入国する韓国人は1日平均10人あまり(航空会社集計基準)にとどまっている。日本政府は、21日から欧州のほぼ全域やエジプト、イランなど計38カ国から入国する人に対しても、来月末まで同じ内容の入国制限措置を適用する。

東京/チョ・ギウォン特派員 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )
https://www.hani.co.kr/arti/international/japan/933452.html韓国語原文入力:2020-03-20 18:39
訳C.M

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