日本の与党議員らが、韓国の独島(ドクト)周辺海洋調査に対して「強烈な怒り」という露骨な表現を動員した非難決議文を採択した。
自民党の議員らは20日、東京の党本部で会議を開き、韓国の海洋調査船による独島周辺航海に対して「強烈な怒りを持って非難する。韓国はもはや国家としての信用を失っている」と書いた決議文を採択したと、共同通信が伝えた。議員らは決議文を会議に参加した山田賢司・外務政務官を通じて政府に提出した。
決議文はまた、ムン・ヒサン国会議長の「天皇謝罪発言」に対して「無数の国際約束違反、虚言、無礼を繰り返しており、きっぱりと抗議する」とも書いた。「一日も早く外交正常化を成し遂げることを願う」として、韓国の政府と政界を非難した。
これに先立ち19日、菅義偉官房長官は「韓国の海洋調査船が15、17、18日に竹島(日本が独島を呼ぶ名称)周辺海域を航行したことを確認した。韓国側に外交ルートを通じて海洋調査船の航行に関し説明を要求した。調査船の航行について説明を求めるとともに、仮に調査活動を行っているのであれば、我が国の同意のない調査活動は認められないと強く抗議した」と述べた。日本は、独島を「日本固有の領土」と主張している。島根県は2005年に毎年2月22日を「竹島の日」と定める条例を作り、毎年関連行事を行っている。