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トランプ大統領「朝米首脳会談の日程と場所、5日頃に発表」…CNN「場所はダナン」

登録:2019-02-02 06:01 修正:2019-02-02 12:07
ビーガン代表、明日訪韓してイ本部長との協議に続き 
北朝鮮のカウンターパートであるキム代表とも実務協議
ドナルド・トランプ米大統領が今年1月8日、ホワイトハウスの執務室で演説する場面//ハンギョレ新聞社

 ドナルド・トランプ米大統領が、2月末に予定されている朝米首脳会談の具体的な日程と場所を5日(現地時間)に発表すると明らかにしたほか、CNNはベトナムのリゾート地ダナンで、2回目の首脳会談が開かれる計画だと報じた。首脳会談の調整のためのスティーブン・ビーガン国務省北朝鮮政策特別代表とキム・ヒョクチョル国務委員会対米特別代表の朝米実務協議も、来週初めに開かれるものと見られる。

 トランプ大統領は31日(現地時間)、ホワイトハウスで、朝米首脳会談の時期と場所に合意したのかという記者団の質問に対し、「そうだ。近く発表する」としたうえで、「来週初め、おそらく年頭演説の際」と答えた。トランプ大統領は5日、連邦議会で一般教書演説を行う予定だ。

 トランプ大統領は首脳会談の場所について、「我々はある特定の場所に行く。皆さんはその場所がどこなのか分かっているだろう。それが大きな秘密だとは思わない」述べた。これは(2回目の朝米首脳会談の場所が)ベトナムに決まったことを意味するものと見られる。国内外のマスコミは、ベトナムのダナンとハノイを有力候補に挙げてきた。CNNは政府高官と別の消息筋の話として、「ダナンで朝米首脳会談を開催するというのが現在の計画で、この計画が最終段階にある」と報じた。

 米国務省は31日、「スティーブン・ビーガン北朝鮮政策特別代表が韓国のイ・ドフン特別代表(外交部朝鮮半島平和交渉本部長)に会うため、今月3日にソウルに向かう」と発表した。国務省はまた、「ビーガン代表が北朝鮮側のカウンターパートと後続会談を行い、北朝鮮の最終的かつ完全に検証された非核化(FFVD)という目標を進展させる次の措置と、朝米首脳が昨年シンガポールで行ったすべての約束に対する追加進展を実現するための諸措置について話し合う予定」だと明らかにした。

 ビーガン代表は4日、ソウルでイ本部長と調整を行ってから、当日または翌日に北朝鮮のキム・ヒョクチョル特別代表と板門店(パンムンジョム)で実務協議を行うものとみられる。北朝鮮の駐スペイン大使出身のキム代表は、17~19日のワシントン訪問の際、ポンペオ長官とビーガン代表に自分を「国務委員会所属の対米特別代表」と紹介したと外交消息筋が伝えた。

 ビーガン代表も自分のカウンターパートがキム代表であることを初めて公開した。彼はこの日スタンフォード大学で行った演説で、金英哲(キム・ヨンチョル)北朝鮮労働党副委員長一行のワシントン訪問について言及し、「私も同期間に新しく指名された北朝鮮カウンターパートのキム・ヒョクチョル(元スペイン)大使と初めて実務レベルの協議をする機会を持った」と述べた。

ワシントン/ファン・ジュンボム特派員(お問い合わせ japan@hani.co.kr)
https://www.hani.co.kr/arti/international/international_general/880938.html韓国語原文入力:2019-02-01 21:45
訳H.J

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