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ボルトン補佐官「ポンペオまもなく4回目の平壌訪問」

登録:2018-08-20 22:20 修正:2018-08-21 07:31
放送インタビューで「金正恩委員長との面会に期待」 
ポンペオ長官、来週北朝鮮を訪問する公算 
核申告-終戦宣言で一定水準の妥協に注目 
ボルトン、「文在寅大統領と金正恩委員長が“1年以内の非核化”に同意」再び主張
ジョン・ボルトン米ホワイトハウス国家安保補佐官=資料写真//ハンギョレ新聞社

 ジョン・ボルトン米ホワイトハウス国家安保補佐官が「マイク・ポンペオ国務長官がまもなく4回目の平壌(ピョンヤン)訪問をするだろう」と明らかにした。ポンペオ長官は来週北朝鮮を訪問するという。ドナルド・トランプ行政府で対北朝鮮強硬派に選ばれるボルトン補佐官が、ポンペオ長官の訪朝が差し迫ったことを公開的に確認したことにより、朝米が非核化と相応措置に対する接点を見つけられるかが注目される。

 ボルトン補佐官は19日(現地時間)、ABC放送の「This Week」でのインタビューで、北朝鮮の非核化に対する質問に「ポンペオ長官がまもなく平壌に4回目の訪問をすると思う」と話した。彼は「(ポンペオ長官の訪朝)時点は、国務省が適切な時に発表するだろう」と付け加えた。また「ポンペオ長官が金正恩(キム・ジョンウン)北朝鮮国務委員長と直接対話するか」という質問には「それが私たちが期待するところ」と答えた。

 これに先立ってポンペオ長官も16日、ホワイトハウスで開かれた閣僚会議でトランプ大統領が北朝鮮との対話状況を説明してくれと言うと、「ずっと進展を続けており、遠からず大きな前進を作り出すことを希望している」と話した。

 ポンペオ長官は来週、4回目の平壌訪問をすると伝えられた。「ポンペオ長官を平壌に送る」というトランプ大統領の提案を、北朝鮮が受け入れて実現する訪朝であるだけに、北朝鮮と米国が核申告と朝鮮戦争終戦宣言を一定水準で交換する妥協がなされる可能性が提起されている。反対に、先月の3回目の訪朝のように、4回目の訪朝でも成果が出てこない場合、朝米の対話の動力が失われ、膠着状態が長期化することも考えられる。

 ボルトン補佐官は5日のフォックスニュースとのインタビューに続き、この日も金正恩委員長が「1年以内の非核化」を約束したと主張して、北朝鮮に対し迅速な非核化を強く圧迫した。彼は「北朝鮮が真正性を見せることが重要だ」として「北朝鮮の非核化プロセスを押し進めることが依然として我々の最高優先順位」だと強調した。それと共に「4月27日の板門店(パンムンジョム)南北首脳会談で文大統領は『北朝鮮が速やかに非核化するほど、韓国や日本の対外援助および多くの国家の投資が早く始まる恩恵が来るだろう」と強調したと我々に伝えた。文大統領が『これを1年内にしよう』と言い、金委員長が『分かった』(イエス)と答えた」と付け加えた。ボルトン補佐官は「従って、北朝鮮が非核化をするという戦略的決定を下す時点から1年という期間は、韓国と北朝鮮がすでに同意したこと」だと話を結んだ。

ワシントン/ファン・ジュンボム特派員 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )
https://www.hani.co.kr/arti/international/international_general/858344.html韓国語原文入力:2018-08-20 13:58
訳J.S

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