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ホワイトハウス「“北朝鮮対話メッセージ”は非核化に進む第一歩なのか見定める」

登録:2018-02-26 23:26 修正:2018-02-27 07:35
最初の反応「ひとまず観望」… 
「非核化を選択すればさらに明るい道」 
「非核化に専念…最大圧迫攻勢、非核化まで続ける」
ホワイトハウスのサラ・ハッカビー・サンダース報道官が1月3日の定例ブリーフィングで記者たちの質問を受けている=ワシントン/EPA聯合ニュース

 ホワイトハウスは25日(現地時間)、平昌(ピョンチャン)冬季五輪で北朝鮮側代表団が「米国との十分な対話の用意がある」と明らかにしたことに対して「北朝鮮の今日のメッセージが非核化に進む道の最初の措置を意味するのかを見定める」とし「ひとまず観望」する姿勢を見せた。

 ホワイトハウスはこの日、サラ・ハッカビー・サンダース報道官名義の声明を通じて「ドナルド・トランプ大統領が述べたように、北朝鮮が非核化を選択するならばさらに明るい道が北朝鮮のために開かれる」とし、このように明らかにした。ホワイトハウスは続けて「これまで米国と全世界は、北朝鮮の核とミサイルプログラムが袋小路に追い込まれていることを引き続き明確にしなければならない」と付け加えた。

 ホワイトハウスはまた「トランプ行政府は、完全で検証可能で復帰不能な朝鮮半島非核化を成し遂げるために専念している」として「最大の圧迫攻勢は北朝鮮が非核化されるまで続けなければならない」と明らかにした。ホワイトハウスは「米国と五輪主催国である韓国、そして国際社会は、北朝鮮とのいかなる対話の結果も非核化に至らなければならないということで広範囲に同意した」と明らかにした。

 ホワイトハウスの声明は、北朝鮮代表団のメッセージの脈絡と追加的情報などを把握した後に、米国の次の行動を決めるという意味だと見られる。また、北朝鮮との予備対話の可能性は依然として開かれており、非核化が北朝鮮との交渉の最終目標にならなければならず、そのために最大の圧迫を継続するという既存の目標とアプローチ方法を再確認したものと見ることができる。

ワシントン/イ・ヨンイン特派員 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )
https://www.hani.co.kr/arti/international/america/833693.html韓国語原文入力:2018-02-26 12:08
訳J.S

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