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中国、韓米軍事演習中断合意に「疑問の余地ない吉報」

登録:2018-01-05 23:56 修正:2018-01-06 07:52
「朝鮮半島の最近の情勢の肯定的変化を支持… 
国際社会も共に努力すべき」
中国外交部の耿爽報道官//ハンギョレ新聞社

 韓国と米国が平昌(ピョンチャン)冬季五輪期間中には軍事演習をしないことで合意したことに対して、中国が「疑問の余地ない吉報」として歓迎した。

 中国外交部の耿爽報道官は5日、定例ブリーフィングでこのような立場を明らかにし、「中国は最近の朝鮮半島情勢が肯定的な動きを見せていることを歓迎する」と述べた。彼は「私たちは朝鮮半島問題で関連各国が平昌五輪を契機に互いに向き合って行くことを願う」とし、「朝鮮半島問題を対話と交渉を通した平和的解決の正常軌道に戻すことに切実に努力するよう願う」と強調した。

 耿爽報道官はまた、9日に南北高位級会談を開催することにしたという韓国政府の発表に対して「中国は朝鮮半島の近い隣人として、南北が相互の関係を改善することに積極的な努力をしていることに歓迎と支持を送る」と話し、「国際社会も支持するとともに、緊張緩和のために共同の努力と積極的で建設的な役割をするよう願う」と促した。彼はさらに「朝鮮半島情勢が複雑で敏感な状況で、中国は冷静で理性的な声を発してきた」と付け加えた。

 中国官営メディアもこの日、論評を通して、平昌五輪期間中に韓米両国が軍事演習を中断することにしたというニュースを肯定的に伝えながら、「中国の北朝鮮核解決法である双中断(北朝鮮の核・ミサイル挑発と韓米連合軍事訓練の中断)の機会を生かさなければならない」と強調した。

北京/キム・ウェヒョン特派員 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )
https://www.hani.co.kr/arti/international/china/826507.html韓国語原文入力:2018-01-05 18:03
訳J.S

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