登録 : 2017.11.07 00:04 修正 : 2017.11.07 06:59

「米国製武器を買えば北朝鮮のミサイル撃墜可能」 
安倍首相との首脳会談で露骨に要求 
対日貿易赤字解消するよう通商圧力も 
7日の韓米首脳会談でも攻勢予想

ドナルド・トランプ米大統領(左)と安倍晋三首相が6日、東京の赤坂迎賓館で米日首脳会談と共同記者会見を終えて握手している=東京/AP聯合ニュース

 ドナルド・トランプ米大統領が、安倍晋三首相との首脳会談後の共同記者会見で「アメリカの武器を買えば北朝鮮のミサイルを迎撃できる」として、米国産兵器の購入を露骨に要求した。トランプ大統領は、米国と日本の貿易が公正でないとし、貿易不均衡の是正も要求した。トランプ大統領は7日の韓国訪問時にも通商圧力と兵器購買圧迫を韓国にも加えると思われる。

 トランプ大統領は6日午後、東京港区の迎賓館での米日首脳会談後の共同記者会見で、日本が先月自国上空を通過した北朝鮮のミサイルを撃墜しなかったことについて質問を受けると「日本が新しい米国の軍事装備を購入すれば、上空で(北朝鮮のミサイルを)撃ち落とすことができる」と答えた。「迅速かつ直ちに撃墜できる。日本は最新戦闘機のF-35などを大量に(米国産)軍事装備を購入することが望ましい。米国は世界最高の軍事装備を保有している」として、米国産兵器の購入を露骨に要求した。これに対し安倍首相は、日本はすでにF-35と最新迎撃ミサイルのSM3ブロックAを米国から導入したと述べた。

 トランプ大統領は日本に向かって貿易赤字の解消も直接要求した。共同記者会見では「米国と日本は公正で自由な貿易関係を構築し、公平で信頼可能な市場アプローチを確保し、貿易赤字を解消することを目的に会談した」と話した。これに先立ってこの日午前、米国と日本の経済界関係者らの前での演説では「米国と日本の貿易は公正でも開放されてもいない」として、日本を批判した。「環太平洋経済パートナー協定(TPP)は正しい答えではない」とし、環太平洋経済パートナー協定への米国の復帰という日本の期待にも冷水を浴びせた。

 米国の通商圧力は中国・韓国でも続く可能性が高い。トランプ大統領は記者会見で「米国と中国の問題は、きわめて不公正な貿易状況だ。アメリカの貿易赤字は途方もない。毎年数千億ドル水準だ」とし、「今後は(貿易赤字を)縮小しなければならない」と話した。

 韓国大統領府の関係者は「トランプ大統領が韓米自由貿易協定(FTA)の再協議を要求することは当然予想しており、韓国も確実に準備している」と話した。兵器購入の問題と関連して同関係者は「私たちは韓国軍の独自防衛能力と韓米連合防衛能力を同時に向上させる次元で、先端兵器の獲得や開発に関する要求を米国にしてきた」として「トランプ大統領が韓国に武器を買うよう一方的に要求するのでなく、韓国が要求する部分がどのように受容されるかが問題だろう」と話した。

 北朝鮮問題についてトランプ大統領は、バラク・オバマ時代の「戦略的忍耐は終わった」として、北朝鮮に対する圧迫の強化を主張する安倍首相の主張を後押しした。北朝鮮に拉致された日本人被害者の家族たちと面談したのも、安倍首相にとっては政治的プレゼントだ。だが、トランプ大統領は中国牽制のために日本が主張する「自由で開放されたインド太平洋戦略」に関しては共同記者会見で言及しなかった。トランプ大統領は、米国の利益を優先する貿易問題に主に力を注いだ。米日両国指導者の同床異夢が目立った。

東京/チョ・ギウォン特派員、ソン・ヨンチョル記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )

韓国語原文入力:2017-11-06 21:20
http://www.hani.co.kr/arti/international/japan/817695.html 訳J.S(1596字)
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