登録 : 2017.08.24 22:11 修正 : 2017.08.25 07:11

9月1日の犠牲者追悼行事に追悼文送った慣例破り 
極右勢力の朝鮮人被害歪曲加速を憂慮

小池東京都知事=資料写真//ハンギョレ新聞社
 “安倍対抗馬”に浮上した小池百合子東京都知事が、慣例を破って関東大震災朝鮮人犠牲者追悼式に追悼文を送らないことにした。関東大震災当時の朝鮮人虐殺を否定する動きを助長したという批判が提起されている。

 小池知事は、来月1日に東京都墨田区の横網町公園の朝鮮人犠牲者追悼碑の前で開かれる関東大震災朝鮮人犠牲者追悼行事に追悼文を送ってほしいという主催側要求を断ったと、東京新聞が24日報道した。関東大震災当時、日本人自警団などにより虐殺された朝鮮人犠牲者を記憶するこの行事は、日本の市民団体の主管で毎年開かれてきたもので、これまで石原慎太郎、猪瀬直樹、舛添要一など前任の東京都知事は毎年追悼文を送ってきた。小池知事も就任直後の昨年には追悼文を送ったが、今年は突然立場を変えた。

 ここには追悼碑に書かれた「朝鮮人犠牲者数6千人余り」という字句と関連した論議が原因になったと東京新聞は伝えた。今年3月、東京都議会で自民党所属の都議会議員が「碑文に書かれた犠牲者数の根拠が薄弱だ」と主張すると、小池知事は「慣例的に追悼文を出していたが、今後は内容を調べたうえで追悼文を発表するか否かを決める」と答えた経緯がある。

 1923年9月1日、東京など関東地方でマグニチュード7.9の大地震が発生し「朝鮮人が井戸に毒を撒いた」などのデマが流布され、自警団、警察、軍人らが在日朝鮮人を虐殺した。日本では小池知事の追悼文提出拒否が関東大震災の朝鮮人被害事実を歪曲しようとする動きを加速させるのではという観測が出ている。日本の右翼勢力は、関東大震災朝鮮人虐殺事件の被害者数が水増しされており、また事件は当時朝鮮人が起こした暴動に対する正当防衛だったと主張している。

 小池知事は最近人気が急上昇した政治家だが、平和憲法を否定しようとする極右保守団体の日本会議で活動し、慰安婦強制連行を否定した極右人物だ。

東京/チョ・ギウォン特派員 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )

韓国語原文入力:2017-08-24 16:42
http://www.hani.co.kr/arti/international/japan/808150.html 訳J.S(1004字)
関連記事
  • 오피니언

multimedia

  • most viewed articles
    • hotissue