登録 : 2016.07.25 21:47 修正 : 2016.07.26 07:53

朝鮮半島のTHAAD配備への対抗が目的 
2010年と2013年の極秘映像を異例に公開

紅旗(HQ)19ミサイル迎撃実験//ハンギョレ新聞社
 中国が独自ミサイル防衛(MD)システムでミサイル迎撃実験に成功する場面を初めて公開した。 中国官営のCCTVは24日のメインニュースで、2010年1月11日と2013年1月27日の2回にわたり、中国軍が「地上配備型弾道ミサイル防衛」(GMD)システムを使って迎撃実験に成功する様子を初めて公開したと、25日、「鳳凰網」などが報じた。

紅旗(HQ)19ミサイル防衛システム//ハンギョレ新聞社
 同放送は、北西地域にある基地の研究院でミサイル実験の専門家の陳徳明氏が30年近く研究し、2010年に中国初のミサイル防衛の迎撃実験に成功したと伝えた。同放送には北西地域のこの基地で陳氏をはじめとする専門家らのカウントダウンと共に迎撃ミサイルが空へと打ち上げられ、目標物を命中させる場面も映し出された。2回発射されたミサイルは、いずれも中距離ミサイルの紅旗(HQ)19とされる。

 中国が数年前の映像を官営放送で公開した背景には、中国が朝鮮半島における高高度防衛ミサイル(THAAD<サード>)の配備決定に対抗しようとする意図があるものと見られている。中国現地のマスコミは「官営メディアが(ミサイル迎撃に関連する)実験場面を公開したのは今回が初めて」としたうえで、「韓国のTHAAD配備が迫っている中、当局が数年間、極秘にしてきた映像をこの時点に公開したのは、THAADを念頭にした明らかな武力誇示」と評価した。中国は朝鮮半島へのTHAAD配備が自国の戦略的な安保利益を損ねるとして、強く反対する立場を固守している。

クォン・テホ記者(お問い合わせ japan@hani.co.kr )

韓国語原文入力:2016-07-25 16:13

http://www.hani.co.kr/arti/international/china/753783.html訳H.J

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