登録 : 2015.08.30 21:39 修正 : 2015.08.31 07:33

 「ロシアなど、すべての終戦記念式典に出席」
 日本側の「中立性」をめぐる問題提起を一蹴

潘基文国連事務総長が5月9日、モスクワで戦勝70周年記念式典に出席している=資料写真//ハンギョレ新聞社
 潘基文(パン・ギムン)国連事務総長が日本政府の抗議にもかかわらず、来月3日に中国北京で開催される抗日・半ファシスト戦争勝利70周年記念の軍事パレードに出席する意向を明らかにした。

 国連の消息筋は29日(現地時間)、「潘事務総長は、中国以外にもポーランド、ウクライナ、ロシアなどで開かれた第二次世界大戦の終戦記念式典に出席した」とし、日本側の抗議を一蹴した。同消息筋は「国連は、人類の歴史の中で最も残酷な戦争だった第二次大戦が繰り返してはならないという趣旨のもとに創設されており、今年は国連創設70周年となる年」であるとし、「潘事務総長は、早くから、時間が許す限り、すべての終戦記念式典に出席する方針を固めていた」と明らかにした。

 同消息筋はまた、「日本政府が潘事務総長に直接面談や公式書簡を通じて意思を表明したことはない」とし「国連日本本代表部の実務者レベルでこのような意見を示したと聞いている」と述べた。これに先立ち、共同通信は今月28日、日本政府は潘事務総長の中国の軍事パレードへの出席について、「中立性に問題がある」とし、ニューヨークの国連日本代表部を通じて潘事務総長側に同様の立場を伝えたと報じた。

 別の国連消息筋も「潘事務総長は西欧外交官が出席を拒否したロシアの戦勝70周年記念行事にも参加したが、この時も軍事パレードがあった」とし、「事務総長は、すべての加盟国を公平に接するべき立場にある」と強調した。中国の軍事パレードがロシアより問題になる余地がない状況で、あえて出席しない理由はないということだ。潘事務総長の中国の軍事パレードへの出席をめぐる日本政府の“過剰反応”は、潘事務総長が14日、安倍談話の発表に先立ち、日本政府に「過去の歴史に対する謙虚な反省に基づく真の和解が必要だ」と求めたことへの不満があるためと解釈する見方もある。

 一方、潘事務総長は中国の軍事パレードへの出席に先立ち、中国のマスコミとのインタビューで、中国が経験した苦難に対して世界は同情しているとしながら、「第二次世界大戦当時、中国の貢献と犠牲は周知の事実だ」と述べた。

潘基文国連事務総長が5月9日、モスクワで戦勝70周年記念式典に出席している=資料写真//ハンギョレ新聞社

ワシントン/イ・ヨンイン特派員(お問い合わせ japan@hani.co.kr )

韓国語原文入力:2015-08-30 20:20

http://www.hani.co.kr/arti/international/america/706636.html 訳H.J

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