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自衛隊統合幕僚長「米軍と南シナ海の巡察は可能」

登録:2015-06-26 23:01 修正:2015-06-27 06:20
中国の人工島に憂慮表明
河野克俊・統合幕僚長 //ハンギョレ新聞社

 日本自衛隊のトップが、自衛隊が南シナ海で米軍と共に定期巡察を行いうると明らかにした。

 自衛隊の河野克俊・統合幕僚長(韓国の合同参謀議長に相当)は、中国が最近南シナ海に人工島を作っていることは日本にとって「非常に深刻な潜在的憂慮」と明らかにしたと米紙ウォールストリート・ジャーナルが25日伝えた。河野幕僚長は同紙とのインタビューで「(南シナ海は)日本の安保に最も重要なところ」とし「我々は現在偵察を行う計画はない。 だが状況によって南シナ海巡察方案を考慮しうると見る」と話した。

 南シナ海は、日本と中国が領有権紛争を続ける尖閣諸島(中国名:釣魚島)を含め紛争が多発する地域だ。 中国を牽制しようとする米国は日本の南シナ海巡察を歓迎する。 ハリー・ハリス米太平洋軍司令部司令官は今月初め、東京で「南シナ海は国際海域であり、特定の国の領海ではないと見る。日本が適当と考えるならば公海での作戦を遂行できる」と話した。

 日本の海上自衛隊は今週フィリピン軍と共にパラワン近隣で合同訓練を行ったが、この訓練には潜水艦などを探知できる日本海上自衛隊所属のP-3C哨戒機が参加した。

チョ・キウォン記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )
https://www.hani.co.kr/arti/international/japan/697731.html 韓国語原文入力:2015-06-26 19:43
訳J.S(660字)

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