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‘次期有力’安倍、靖国神社参拝 意向 表明

登録:2012-10-17 20:08 修正:2012-10-18 08:39
"自民党が執権すれば集団的自衛権推進"
訪日 米国務部副長官に明らかに
日本自民党の安倍晋三総裁

 次期総選挙で政権奪還の可能性が高い日本自民党の安倍晋三(写真)総裁が、自民党が執権すれば憲法解釈を直して、日本が集団的自衛権を行使できるようにするという意向を米国政府高位関係者に明らかにした。

 16日<朝日新聞>等、日本マスコミの報道によれば、安倍総裁は日本を訪問中のウィリアム バーンズ米国国務部副長官と前日会った席で 「執権すれば集団的自衛権に対する憲法解釈を変える」として「これは日-米同盟強化につながり地域安定に寄与するだろう」と話した。

 集団的自衛権は同盟国が攻撃を受けた場合、自国が侵略されたものと見なして交戦に乗り出すことができる国際法上の権利だ。 日本政府はすべての主権国家が国際法によって集団的自衛権を持っているが、日本憲法第9条が他国に対する武力使用を禁止しているため日本は集団的自衛権を行使できないと解釈してきた。 自民党はこのような憲法解釈を変えて、更に憲法も直して国防軍の保有および集団的自衛権の行使を許容するという態度を示している。 日本が集団的自衛権の行使を合法的なものと認めれば、軍事力運用において大きな制約を抜け出すことになる。

 一方、安倍総裁は中国と領有権葛藤を生じさせている尖閣諸島(中国名 釣魚島)問題に関しては「中国の主張は全く根拠がない。 私たちはこの問題に1㎜たりとも譲歩することも、交渉に応じることもない」と強硬姿勢を示しながら、「米国は領有権問題も含めてより強く日本側を支持して欲しい」と協力を要請した。 バーンズ副長官はこれに対して「外交と対話を通じて対処することが米国の基本姿勢」として 「緊張高揚は誰にとっても利益にならない」と話した。

 安倍総裁はこの日<毎日新聞>とのインタビューでは、靖国神社参拝と関連して「私の政治信条から類推することを望む」と話し、17~20日に予定された靖国神社秋期大祭の時に参拝する意向を表明した。 執権すれば1995年に植民地支配を謝った村山談話を修正する意志も再確認した。

東京/チョン・ナムグ特派員 jeje@hani.co.kr

韓国語原文入力:2012/10/17 16:14

https://www.hani.co.kr/arti/international/japan/556110.html 訳J.S(1033字)

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