「韓国ギャラップ」 2月4週目の世論調査
「南北共同入場・単一チーム構成への賛成世論大幅増加」
20代の単一チーム肯定世論28%→51%に賛否逆転
世論調査専門機関「韓国ギャラップ」2月4週目の世論調査の結果、平昌(ピョンチャン)冬季五輪開幕以後、女子アイスホッケー南北単一チーム構成および開会式での「統一旗」を掲げた南北共同入場に対する賛成世論が大きく増えたことが明らかになった。
ギャラップが20~22日、全国の成人1002人を対象に実施し23日公開した世論調査結果(95%信頼水準で標本誤差±3.1%ポイント)によれば、南北「統一旗」共同入場について「良いことだ」という回答が68%、「間違っている」という意見は24%だった。
オリンピック開会式前の1月30日~2月1日のギャラップ調査では53%が「良いことだ」、39%が「間違っている」と回答したが、今回の調査では肯定的評価が15%ポイント増え、否定的評価は15%ポイント減った。
20~30代を中心に公正性の問題で批判が多かった南北女子アイスホッケー単一チームの構成についても、オリンピック開会式前より肯定世論が増えている。開会式前の調査で40%が「良いことだ」、50%が「間違っている」と答えたが、今回の調査では「良いことだ」という回答が50%、「間違っている」という意見が36%と集計された。 肯定評価は10%ポイント増加し否定評価は14%ポイント減少して世論が逆転したわけだ。
特に単一チーム問題に冷やかな反応を見せていた20代の場合、以前の調査で「良いことだ」 が28%、「間違っている」が62%だったのが、今回の調査でひっくり返った。 20代は単一チームの構成について51%が肯定的評価を、34%が否定的評価をした。 賛成世論が23%ポイント増加したのだ。
一方、南北統一の時期についての質問には、回答者の61%が「10年後くらいに漸進的に成されるべきだ」と答え、「現在のままの方がよい」(18%)、「早く成されるべきだ」(17%)が後に続いた。
今回の調査の詳しい内容はギャラップと中央選挙世論調査審議委員会のホームページを参照。