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昨年インドで販売のスマートフォン、5台に1台は「プレミアム」…中国に次ぐ激戦地に

登録:2026-02-11 09:13 修正:2026-02-11 09:52
インドのムンバイにあるアップルストア=アップルのウェブサイトより//ハンギョレ新聞社

 昨年、インド市場で販売されたスマートフォンの5台に1台は、高級(プレミアム)スマートフォンであることが分かった。世界第1位の人口大国で、急激な経済成長率も相まって、アップルのiPhone16のような最新のプレミアムスマートフォンが人気を博している。業界では、中国に続き、インドがスマートフォン業界の新たな激戦地として浮上すると予想されている。

 10日、市場調査会社「カウンターポイントリサーチ」の資料によると、昨年インドでのスマートフォン出荷数に占めるプレミアム製品(600ドル以上)の市場シェアは22%で、過去最高水準を記録した。世界市場のプレミアム製品のシェアの25%よりは低いが、新興市場としては成長の勢いは急激なほうだ。インド市場におけるプレミアムスマートフォンの出荷数は前年比で11%増え、価格の高さが市場全体の売上額を約8%引き上げた。

 昨年のインド市場での売上額ベースでは、アップルのスマートフォンが占める割合は28%で過去最大となり、サムスン電子は22%でそれに続いた。昨年インドで最も多く売れたスマートフォンはアップルの「iPhone16」。それだけアップルの人気が高まり、プレミアム製品全体の成長の勢いを牽引していると分析されている。

 アップルは2023年、インドのムンバイに初の公式アップルストアを開店した。ティム・クック最高経営者(CEO)は、このムンバイのアップルストアで自ら顧客に対応し、インドのナレンドラ・モディ首相に会うなど、現地の攻略に集中してきた。また、中国に続き、インドを新たな生産拠点にするため、同国に合計5カ所のiPhone生産工場を稼働させている。ブルームバーグ通信は、クックCEOが6日(現地時間)、全社員対象の会議で「インドなどの新興市場はわれわれの優先事項であり、今回の成果に胸を躍らせている」と言及したと報じた。それだけ、アップルがインド市場の攻略に集中しているということだ。

 一方、2位のサムスン電子も、インドでGalaxy S25や折りたたみタイプなどのプレミアムスマートフォンの販売を拡大している。新興市場で人気の高い普及型モデルより、利益率の高いプレミアム製品の拡大に注力している。特に、アップルに対する強みとされる人工知能(AI)機能を生かし、ヒンディー語や各地方の方言に対応した機能の搭載、既存の家電とのエコシステム統合などを通じて市場を攻略する方針だ。

クォン・ヒョジュン記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )
https://www.hani.co.kr/arti/economy/marketing/1244283.html韓国語原文入力:2026-02-10 18:51
訳M.S

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