登録 : 2017.05.06 05:43 修正 : 2017.05.06 07:44

アモーレ・LG生活健康、5%台の売上伸び率 
高級ブランドと非中華圏の市場を攻略

グラフィック=キム・ジヤ//ハンギョレ新聞社
 THAAD(高高度防衛ミサイル)配備後、中国旅行客などが減り、大きな打撃を受けるものと予想されていた化粧品業界が今年第1四半期に予想以上の売上実績をあげたことがわかった。

 2大化粧品企業とされているアモーレ・パシフィックとLG生活健康は、今年第1四半期に5%台の売上の伸び率を示した。5日に発表された両社の業績によると、アモーレ・パシフィックグループの第1四半期の売上は1年前より5.5%増加した1兆8554億ウォン(約1843億円)、LG生活健康の第1四半期の売上は5.4%増加した1兆6007億ウォン(約1590億円)だった。営業利益は、アモーレパシフィックグループが昨年同期より9.7%減少した3785億ウォン(約376億円)、LG生活健康は11.3%増えた2600億ウォン(約258億円)だった。THAAD配備への懸念にもかかわらず中国事業の売り上げは約25~30%成長した。アモーレパシフィックはイ二スフリーや雪花秀・エチュードなどが、LG生活健康は后(ドフー)やsu:m(スム)などが善戦したおかげと解釈される。

 このように売上の伸び率を続けたのは化粧品企業が中国で高級ブランド売場を増やしていく一方、東南アジアなどで販売先を拡大したためとみられる。アモーレパシフィックは、中華圏に集中された売上を中東・東南アジアなどに多角化することに注力している。同社は人口1千万人規模のメガシティを中心に東南アジア地域に積極的に進出し、この地域の需要に合わせて2020年完工を目標にマレーシアに生産基地を構築している。また、今年、中東市場でメーキャップブランドである「エチュード」をローンチする計画だ。LG生活健康は高級製品群の売り場を急速に拡大している。LG生活健康の関係者は「后やsu:mなどのブランドの売場を中国現地で183店まで拡大し、高級化粧品の販売が増えた」と説明した。また、1998年にベトナムに進出して以来、ホーチミンとハノイの主要百貨店に売場23カ所を運営し、売り上げ1位を達成するなど、市場の多角化にも力を入れている。

中国の消費者たちが利用できるオンライン・ショッピングモール「中文11番街」//ハンギョレ新聞社

 しかし、業界は安心できる状況ではないと見ている。産業通商資源部が発表した先月の輸出入動向によると、4月(1~20日)の化粧品の総輸出額は前年より2.6%減り、2012年1月以降初の減少傾向を示した。特に、対中輸出額は前年対比5.6%減の7700万ドルだった。このため、THAAD報復が化粧品業界に及ぼす影響はこれから本格化すると見られている。

イ・ジョンヨン記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr)

韓国語原文入力:2017-05-05 19:22
http://www.hani.co.kr/arti/economy/consumer/793575.html 訳H.J(1301字)

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