登録 : 2017.03.19 22:52 修正 : 2017.03.20 07:33

中国税関、種々難癖つけて通関遅延 
「THAAD報復」被害10日間に67件 
意図的通関遅延、契約保留、不買の順 
キャンディを医薬品に分類し輸出妨害

THAAD軋轢で中国内で反韓感情が拡散する中で、天津市内のあるフィットネスクラブの壁に裂けた太極旗が懸かっている。その横には「我々はロッテ事件を怒っているだけで韓国の民衆に怒っているわけではない」と書いた紙がはられている=天津/聯合ニュース
「輸出書類に釜山の英文表記“PUSAN”を“BUSAN”に訂正し再提出せよ」

「(原産地システムに自動入力される)日付のハイフンを削除し出し直せ」

「輸入国の国籍表記(CHINA)の形式を訂正せよ」

 韓国の機械を輸出している中小企業K社は1月25日、中国に商品を輸出し先月10日に上海に到着した。だが、通関が未だに遅れている。中国税関が原産地証明書上の作成表記要件であらゆる難癖をつけて通関を遅らせているためだ。この企業は「6年間、通常なら1~2日で何の問題もなく通関を通っていたが、今回のTHAADのせいでほとんど2カ月も通関が遅れたことに伴い、部品納品業者に支払わなければならない前渡金3億ウォン(約3千万円)を急遽調達するために金融費用数百万ウォンを払うことになった」と話した。

 韓国貿易協会は19日、高高度防衛ミサイル(THAAD)配備決定以後、中国の報復性経済措置により被害を受けた中小輸出企業の申告が17日までの10日間で合計67件に達したと明らかにした。貿易協会は8日「対中貿易支障申告センター」を開設し、被害事例の申告を受け付けている。事例は意図的通関遅延(23件)が最も多く、契約保留・破棄(15件)、不買運動(14件)、代金決済遅延(4件)が後に続いた。

 また別の産業機械輸出企業G社は、4年間取引してきた中国のバイヤーが昨年12月から特別な理由もなく3カ月間にわたり輸出代金を決済していないと訴えた。昨年12月に機械輸出契約が締結されたが、単に“韓国製品”という理由で1月突然に一方的な契約解約通知を受け取った企業もある。中国に加工食品を輸出してきたD社は、嗜好食品であるチョコレートとキャンディを中国税関が突然に医薬品に分類して、事実上通関を不許可にしていて、バイヤーとの連絡も半月前から途絶えた。今月、中国で開かれた展示会に参加するために商品を持っていったR社は、通関の遅延で展示会が終わる日になって商品を引き渡された。半日だけの展示会に商品を出せず4500万ウォン(約450万円)の被害をこうむった。

チョ・ゲワン記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )

韓国語原文入力:2017-03-19 17:03
http://www.hani.co.kr/arti/economy/marketing/787075.html 訳J.S(1298字)

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