登録 : 2016.11.28 00:48 修正 : 2016.11.28 06:47

韓国の高齢化速度は世界最高…完全退職遅らせるため雇用率高いが 
臨時職・短期職の割合高く、相対的貧困率は先進国の10倍

就職博覧会で仕事を探す高齢者=資料写真//ハンギョレ新聞社
 韓国の高齢化速度は世界最高水準だが、高齢者層の雇用の質は主要先進国に比べて大幅に劣るという分析が出た。所得を得るため完全な退職を遅らせるために、高齢層の雇用率は主要先進国の2倍を超えるが、4割以上が臨時職であることが分かった。

 韓国銀行が27日に発表した報告書「主要先進国の高齢者雇用の現況比較および示唆点」によると、韓国の55歳以上の高齢層の雇用率は48.1%(2015年基準)だった。55歳以上の2人に1人は仕事をしていることになる。これは韓国と経済システムの構造が似ている米国(38.4%)、英国(30.6%)と比較しても非常に高い数値だ。スペイン(19.8%)と比較すると2.5倍に達する。

 韓国の高齢化速度は世界最高水準だ。2015年基準で韓国の65歳以上人口の割合は13.1%で、米国(14.9%)、英国(17.7%)、ドイツ(21.0%)、フランス(18.4%)、イタリア(21.7%)、スペイン(18.5%)など主要国に比べて低かった。しかし、2050年の韓国の65歳以上人口の割合は37.4%で、米国(20.9%)を16.5%も上回るだろうと予想されている。

 問題は、韓国の高齢層の雇用の質が主要先進国に比べて大幅に劣る点にある。韓国の55歳以上の高齢層雇用のうち、パートタイマーの割合は41.3%に達した。10人のうち4人以上は安定した働き口を持てていないということだ。これは主要6カ国のうち高齢層の臨時職の割合が最も高いスペイン(10.4%)と比較してもなんと4倍に近い。臨時職の割合が最も低いフランス(3.9%)と比較すると、10倍を超える水準だ。短期職の割合も高かった。韓国の55歳以上人口のうち、短期職の割合は25.4%で、フランス(2.7%)より9倍も高かった。そのために65歳以上の高齢者の相対的貧困率(可処分所得が中位所得の50%に及ばない割合)も48.8%に達した。一方、フランス(3.5%)、スペイン(5.5%)、ドイツ(8.4%)、イタリア(9.3%)は10%未満で、米国(20.6%)と英国(13.5%)も韓国よりはるかに低かった。

ユ・ソンヒ記者(お問い合わせ japan@hani.co.kr )

韓国語原文入力:2016-11-27 21:39
http://www.hani.co.kr/arti/economy/economy_general/772172.html 訳M.C(1112字)

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