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韓中FTA、年末の20日に発効

登録:2015-12-09 22:45 修正:2015-12-10 06:02
発効日と来年1月1日の2回にわたり関税引き下げ 
韓国とニュージーランド間のFTAも同日発効
2014年11月10日午前、中国北京人民大会堂で朴槿恵大統領と習近平・中国国家主席が見守る中、ユン・サンジク産業通商資源部長官と高虎城・中国商務部長が韓中自由貿易協定(FTA)に署名した後、書面を交換し握手を交わしている=北京/大統領府写真記者団//ハンギョレ新聞社

 韓中自由貿易協定(FTA)が20日、公式発効される。

 産業通商資源部は「9日午後2時(現地時間)、中国・北京でキム・ジャンス駐中大使と王受文・中国商務部副部長が、20日から韓中自由貿易協定が発効されるための外交公翰(文書)を交換した」と9日、明らかにした。両国は国内手続きを完了したと互いに通告した日から60日後、または両国が合意する日に効力を持たせることに合意した。発効日を年内に早めた理由は、10〜15年にかけて毎年関税が少しずつ低くなる品目が多いことから、発効日と来年1月1日の2回にわたり関税を引き下げて、輸出企業を支援するためだ。短期間に関税引き下げの効果を最大化するという趣旨だ。

 自由貿易協定の発効で最長20年にわたり、品目数ベースで中国は全体の90.7%、韓国は全体の92.2%の関税を段階的に撤廃することになる。また、中国は、発効と同時に品目数ベースで11.8%(796品目)、輸入額ベースで5.2%(87億ドル)の商品に対する関税をなくし、韓国は品目数ベースで40.1%(4004品目)、輸入額ベースで10.3%(80億ドル)商品の関税を即時撤廃することになる。

 韓国とニュージーランドとの自由貿易協定も20日に発効される。この日両国は、ニュージーランドの首都ウェリントン外交通商部庁舎でキム・ヘヨン駐州ニュージーランド大使とニュージーランド外交通商部マーティン・ハーヴェイ局長などが参加し、20日に協定を発効させる内容の外交公翰を交換した。

イ・スンヒョク記者(お問い合わせ japan@hani.co.kr )

韓国語原文入力: 2015-12-09 19:37

https://www.hani.co.kr/arti/economy/economy_general/721085.html 訳H.J

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