韓中自由貿易協定(FTA)が20日、公式発効される。
産業通商資源部は「9日午後2時(現地時間)、中国・北京でキム・ジャンス駐中大使と王受文・中国商務部副部長が、20日から韓中自由貿易協定が発効されるための外交公翰(文書)を交換した」と9日、明らかにした。両国は国内手続きを完了したと互いに通告した日から60日後、または両国が合意する日に効力を持たせることに合意した。発効日を年内に早めた理由は、10〜15年にかけて毎年関税が少しずつ低くなる品目が多いことから、発効日と来年1月1日の2回にわたり関税を引き下げて、輸出企業を支援するためだ。短期間に関税引き下げの効果を最大化するという趣旨だ。
自由貿易協定の発効で最長20年にわたり、品目数ベースで中国は全体の90.7%、韓国は全体の92.2%の関税を段階的に撤廃することになる。また、中国は、発効と同時に品目数ベースで11.8%(796品目)、輸入額ベースで5.2%(87億ドル)の商品に対する関税をなくし、韓国は品目数ベースで40.1%(4004品目)、輸入額ベースで10.3%(80億ドル)商品の関税を即時撤廃することになる。
韓国とニュージーランドとの自由貿易協定も20日に発効される。この日両国は、ニュージーランドの首都ウェリントン外交通商部庁舎でキム・ヘヨン駐州ニュージーランド大使とニュージーランド外交通商部マーティン・ハーヴェイ局長などが参加し、20日に協定を発効させる内容の外交公翰を交換した。
韓国語原文入力: 2015-12-09 19:37