登録 : 2015.07.28 09:26 修正 : 2015.07.28 12:01

2009年1万4823社→2014年3791社
中小・中堅企業の輸出持続率25%に急落
米国・日本・EUは22~26%で小幅上昇

 2009年に初めて輸出を始めた中小・中堅企業4社のうち1社だけが2014年も輸出を持続していると集計された。輸出国家別では、最大の貿易国である中国の輸出持続率が19.9%と最も低く、最近になり輸出額の減少が続く韓国経済の危機状況を示す結果となった。

中国に輸出する新規企業。資料:韓国貿易協会//ハンギョレ新聞社
 韓国貿易協会の未来貿易研究室が27日に発表した報告書「新規輸出企業の輸出持続・中断の現況と示唆する点」によると、2009年に新たに輸出を始めた中小・中堅企業1万4823社のうち25.6%に当たる3791社だけが6年後の2014年にも輸出を続けていた。調査は新規輸出業者の中で初年度の輸出額が1000ドル以上の中小・中堅企業を対象にした。この中で初年度の輸出額が2000ドルを超えれば大企業の系列会社や分社などである可能性が大きく、対象から除外した。この輸出持続率は、2009年以前に比べれば小幅改善されていた。貿易協会が2003年に初めて輸出を始めた企業の2008年の輸出維持状況も調べると25.1%で、2009年から2014年の持続率より0.5%ポイント低かった。 国内の輸出の中小・中堅企業の生存力は多少向上したと考えられているが、今も4社のうち3社は6年以上輸出を維持できずにいる点で憂慮される。

 国家別に見ると、中国への輸出持続率がとりわけ低いのが問題だ。2009年に中国に輸出を始めた韓国の企業3973社のうち、2014年に792社(19.9%)しか輸出を維持しておらず、平均の25.6%を大きく下回った。2009年に1808社が輸出を始めた米国に対しては、22.2%の401社が2014年にも輸出を持続しており、日本は24.5%、EUは26.6%、ASEANは21.5%で、すべて中国より持続率が高かった。中国は韓国の輸出の4分の1程度の比重を占めるので、対中輸出の不振は輸出の危機につながる。今年前半期の中国輸出額は昨年の上半期対比2.5%減少し、最近の景気低迷の主な原因になっている。

 2003年→2008年と2009年→2014年の輸出持続率を国別で比べると、米国は17.9%から22.2%、日本は22.4%から24.5%、EUは24.2%から26.6%に上がり、持続率向上を牽引した。 しかし最も多い企業が輸出を始めた中国の場合、19.3%から19.9%に小幅上昇に留まった。その次に多いASEANは逆に22%から21.5%に減った。2008年には米国の持続率が最も低かったが、2014年には中国が最低だった。

 貿易協会のチャン・サンシク研究委員は「持続率が全般的に上昇したのは、韓国の中小・中堅企業の競争力が良くなった点と、2009年のグローバル金融危機の後に輸出景気が良かったため全世界的に需要が増えた点が作用したと見られる」と説明した。チャン研究委員は中国に対して「中国の流通網を中小・中堅企業は直接接触するより、輸入バイヤーと取り引きする場合が多いが、韓国の品に対するこだわりが薄くなった上、中国内の地元業者との競争がより激しくなり、持続率の成長が相対的に低くなった」と評価した。

 チャン研究委員は代案として「中国市場の場合、一回だけの展示会参加やバイヤーの紹介などに終わらず、現地の流通網との直接連結、国内企業間の協力拡大、中国企業との買収合併(M&A)や投資支援など、中国への進入障壁を緩和するための細かい政策が必要だ」と助言した。

ソン・ギョンファ記者(お問い合わせ japan@hani.co.kr )

韓国語原文入力:2015-07-27 22:52

http://www.hani.co.kr/arti/economy/economy_general/702045.html訳Y.B

関連記事
  • 오피니언

multimedia

  • most viewed articles
    • hotissue